60半ばの目線あれこれひとりごと

普段のあれこれ雑記帳です

斧、マサカリの革ケース

2021-10-20 19:04:41 | 斧マサカリ

マサカリと斧の革ケース作りました。

はじめての革細工。専用道具は持っていないので、まず、ヌメ革をA4サイズ1枚用意して型紙を基にハサミでカット。

革裏に塗るクリームと革の角を削る用具を購入。カシメとホックも購入しました。

床面用クリームを塗って、ごしごし、乾燥後、カシメで固定。

革の角を削り、断面を滑らかにしてまた、ごしごし。

止め革に使う分が足りなかったので、もう20年来使って短くなった革ベルトを切り刻んで使用。ちょうど良い厚みと丈夫さでした。

ジャンパーホックで止めました。

革は伸びると言うのできっちりと止めてみました。

マサカリケースには蜜蠟を塗り込み、斧ケースにはミンクオイルを塗ってみました。

その違いはよく分かりません。

因みに右の斧の柄を取り換えようとしましたが楔が頑丈に決まっていて手出しできませんでした。

柄の材質は胡桃か樫のようで細かいやすりで磨くときれいな木目が出てきました。

すぐに蜜蝋を塗りました。

革ケース作ってみて分かりました。

やはり刃物はふさわしいケース、カバーがあると安心です。

 

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鉈の鞘

2021-09-07 19:33:47 | 斧マサカリ

鉈の鞘を作ったことがあります。

青森県西津軽出身の父から「鉈の鞘は木を表と裏からくりぬいて作る」「できれば桜の木の皮を張ると良い」と聞いていました。

柔らかい道南スギの木っ端があったので、表側から三本、裏から四本の切込みを隣り合うように彫り進め、突き抜けないように寸止め、その寸止めを隣り合うようにして何とか鉈が収まる鞘にしました。

聞きかじりをヒントにドリルを使ったり、小刀と格闘したりで試行錯誤、暗中模索、七転八倒・・・

出来上がった直後、キトビロ(行者ニンニク)採りに腰に下げて持っていきましたが、崖の途中で転倒、そのまま落下、鉈が鞘から抜けてしまいケガをするところでした。くわばら、くわばら。すぐに、抜け止めを付けました。

腰に巻くのは袋織の真田紐、これは伸びが無いので安心です。

 

桜の皮は茶筒や一輪挿しにも使われるものできれいな模様が出ます。

家の桜の皮を剥いで乾燥させています。現在の鞘には柿渋を塗っています。

鉈はやぶ漕ぎで生木をザクザク切ることもあるので、錆が早いと聞いたことがあります。

そのためにも、このようなスカスカの鞘が役立つのかもしれません。

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マサカリの柄自作その2

2021-09-01 15:42:40 | 斧マサカリ

出来ました。マサカリの刃の付け根を薄くしました。

修正前のマサカリを正面から見ると付け根の太さが分かります。

早速、ディスクグラインダーで削ります。

このくらい薄くなりました。刃をはめた柄の前側に楔を打ち込もうとすると幅がありすぎて入らないので、欅の木片で楔を作りはめ込みました。

木は瘦せるというのでこれで様子を見ることにします。

なぜか片方だけの革半長靴があったので、ばらして、マサカリの刃カバーを作りました。皆さんの自作ページを参考にリベット打ち、ホックを付けてみました。これで持ち運び、保管が安全です。実用最優先です。

柄に亜麻仁油を塗ると、欅らしい木目が現れました。

握り下部に穴をあけて袋織の真田紐を巻きました。真田紐は優れものです。全く伸びがありません。キッチリ仕事をしてくれます。

 

柄の長さは約35センチメートル、握りの厚さは約2センチ5ミリ、右手で強く握るとちょうど良い塩梅です。

刃研ぎはまたこの次に・・・

試しに針葉樹の道南スギを割ってみると杉の柾目だけにパリンと気持ちよく割れます。

 

次は、薪割り台が欲しくなります。

 

 

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