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 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

3月17日現在の欧州

2020年03月18日 | グチばかり
フランス
フランスも全土外出制限 新型コロナと「戦争」訴え        
3/17(火) 6:52 共同 配信    
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000043-kyodonews-int

 【パリ共同】  フランスのマクロン大統領は16日、テレビ演説し、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、17日正午(日本時間同午後8時)から少なくとも15日間全土で人々の外出を制限すると表明した。違反は罰するとした。

 マクロン氏は「私たちは(ウイルスとの)戦争状態にある」と何度も繰り返し緊急事態だと訴えた。生活必需品の買い物や在宅勤務ができない際に仕事へ行くなど絶対に必要な場合のみ移動を認めるとした。
 
 フランスでの感染確認者は16日、6633人となり、死者は148人。欧州ではイタリアやスペインが既に同様の外出制限を適用している。

イタリア
「医療崩壊」危機のイタリア…コロナ感染「長期化」という厳しい未来        
3/17(火) 7:01配信 現代ビジネス   
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200317-00071156-gendaibiz-int&p=3
医療崩壊寸前のイタリア
 イタリアのコロナ感染が止まらない。
   
 イタリアでは、医師や看護婦の感染者も多く、感染のために急逝している医師たちもいる。
 医療関係者たちが感染すると、働ける他の者たちが長時間労働を強要され、十分に患者をケアできなくなる。
 
 病院の部屋が足りない場合は、手術室や廊下にまで簡易ベッドを置くという劣悪な状態で、人工呼吸器をつけられた患者が横たわる映像は、まさに野戦病院並みだ。
   
 イタリアでは、すでに引退していた医者や医療関係者2万人を再雇用して救急医療に投入したり、教育課程後期にある医大生や看護婦学校の学生たちを早期卒業させたりして患者のケアに対応している。

 病院の稼働率を超える患者に対応するために、見本市会場の建物やホテルも利用する方向だという。
                
イタリアに学ぶこと
 アメリカの疾病予防管理センター(CDC)をモデルに創設された欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、現在、欧州の感染者数はイギリスを含めて51,771人、死亡者は2346人(3月16日時点)。

 ヨーロッパの感染者のおよそ半分がイタリアに集中しており、これまでに1809人が亡くなった。
医療崩壊寸前のイタリアでは1日に死亡者数が368人になる日もあり、悲惨な状態となっている。

 なぜイタリアはこのような事態になってしまったのだろうか。

 「最初の時期に感染源を見逃したため検疫が遅れた」「事態が悪化してから対応しているうちにさらに感染者が急増して悪循環化した」など、理由はいくつも考えられる。

 なによりもはじめは「インフルエンザと変わらない」「80%が軽症なのだから大丈夫」「メディアが大げさに伝えている」と、外出を自粛せずに普段通りの生活を続け、危機感に欠けていたことも感染拡大の異常事態を招いたのではないか。

「社会的隔離」はどこまでできるのか
 ドイツでも感染者が増え続ける状況に、メルケル首相は3月11日、「今の時点で、最大の目標は感染を遅くすること。そのためにはなるべく人と接触の機会を減らすべき」とコロナ感染について初めて発言した。事実上の緊急事態宣言である。
  
 首都ベルリンでは特別の検査場を設け、地域医療と区分けしている。各地でドライブインの検査場も設置された。検査から結果が判明するには数日から1週間かかるのだが、週末だけでもドイツの感染者数は2000人台から5000人以上に激増した。そして感染者の数は3月16日夕方までに7000人を超え、フランスを抜いた。

ドイツ
 ドイツでも数日前まで「メディアが大げさに取り上げている」「またコロナのニュースか」「軽症がほとんどなのだから寝ているしかないではないか」などというのんきな雰囲気が漂っていた。
 
 しかし、メルケル首相の「コロナ感染は長期にわたり60%から70%のドイツ人が感染する」という"鶴の一声"に、危機感が一挙に募り、大きなスポーツイベントが次々にキャンセルされ、学校や幼稚園、スポーツジムなどの一時閉鎖が発表された。

 ソーシャルメディアでは「スーパーが閉店される」という偽ニュースが拡散されたため、スーパーでは保存がきく食品やトイレットペーパーなどの買い占めが進み、空となった棚が並んでいた。

 すでに各国に入り込んでいた感染者の確認と隔離について、ヨーロッパ諸国は後手にまわっている。というのも、これまで多くの国でコロナ感染は自分たちには関係ない、アジアで蔓延している「他人事」と捉えがちであったからだ。
 
 しかし、ヨーロッパにやってくる毎年の中国人観光客数を考えても、知らずのうちに感染者が入国していた可能性は高く、陸つづきで人の移動も簡単なヨーロッパで、ウイルスが広まらないはずがない。 

 せめてイタリアのように重篤な感染者数が急増して医療体制が崩壊の危機に直面しないよう、なだらかな増加の変化に対応できるようにする、そのためには他人との交流を我慢しなければならない。
 
 外出を控えることで感染の機会を減らす一方で、感染学専門の研究者が情報を集め、研究を進められるよう「時間稼ぎ」で対処したいと、各国政府が次々に発表する「社会的隔離」は日に日に厳しくなっている。

オーストリア
 オーストリア政府は、規制の基準も日を追うごとに厳しくなり、はじめはイベントや集会のキャンセルの基準は100人以上としたが、3月13日にはスーパー、銀行、薬局等など日常生活を続けるうえで最低限必要な店以外、閉店することを発表した。
 
 そして15日には「集会の自由の権利」を一時的にはく奪するという策までとり、「五人以上で集まらないように」と呼びかけた。

チェコ、ポーランド
 チェコやポーランドなどはドイツヘの国境を次々に閉鎖し、ドイツはスイス、オーストリア、フランスなど5ヵ国との国境を閉鎖。国境を自由に行き来できるというシェンゲン条約は国家の緊急時には適用されないという条項を利用した措置から、事態がいかに深刻化しているかがわかる。

インフルエンザとコロナウイルスとの違いのひとつ、一人の感染者が2.5人、つまり3人に感染させるという感染の速さも問題で、致死率に関してはインフルエンザの約10倍である。
 
 そして長期間にわたる感染で
「ドイツ人の70%は感染する可能性があるだろう。これはホラーではない。多くの死者が出るにちがいない。だからこそ準備が必要だ」という。

 ドロステン氏の予測では、約5000万人のドイツ人が感染することになる。大半が軽症あるいは無症として、致死率が1%としても約50万人が死亡するという計算になる。

 感染が大多数に広まり、病院がフル稼働しているとき、呼吸器に対して重篤者数が多すぎる場合はどうするべきか。
 
 ドイツ政府は緊急に1万個の呼吸器を民間企業から買い上げたというが、極限状態になれば戦場でのトリアージュ(患者の重症度や年齢に応じて治療の優先度を選別する)のように、医師たちは誰に呼吸器をつけ、誰に着けないか、選択に迫られるかもしれない。
 
イタリア
◆イタリア、2日間で死者700人超…墓地閉鎖
16日(現地時間)のローカルイタリアなどによると、この日を基準にイタリアの感染者は2万7980人、死者は2158人。特に16日の一日に349人の死者が出て、15日(368人)に続いて2日連続で死者が300人を大きく上回った。
  
 イタリアでは12日に死者が1000人を越えた後、わずか5日間でさらに1000人の死者が発生する最悪の状況を迎えた。これを受け、イタリアの新型コロナ致死率は7.7%となり、中国および世界保健機関(WHO)の推算値3.4%のほぼ倍となった。
  
死者が急増したことで葬儀ができない状況が頻発していると、ニューヨークタイムズ(NYT)は報じた。NYTは「イタリアのロンバルディア州の都市ベルガモでは、第2次世界大戦以降初めて墓地が閉鎖された」とし「死者が増えて対応できないため」と伝えた。
  
近隣教会の司祭は「残念ながら我々は棺をどこに置けばよいのか分からない」とし「毎日、数百人が死亡し、遺体の火葬にも1時間以上がかかるため」と説明した。NYTはイタリアで新型コロナの最も悲劇的な状況が発生していると表現した。

スペイン
◆スペイン感染者9942人、韓国を上回る
 欧州で2番目に感染者が多いスペインの場合、16日基準で感染者は9942人と、韓国(8236人)を上回った。これでスペインは世界で4番目に感染者が多い国になった。スペイン政府は国家非常事態を宣言して移動制限令を出すなど積極的に感染拡大の阻止に取り組んでいるが、まだ特に成果は出ていない。
 
フランス当局もこの日、感染者が6650人となり、全国民に移動制限令を追加で宣言した。これに先立ちフランス政府は
全国に対する休校令および休業令を出したが、市民の警戒心が低く効果を得られないため、こうした措置を決めたと、海外メディアは伝えた。
 
欧州の国別感染者は▼イタリア2万7980人▼スペイン9942人▼ドイツ7272人▼フランス6650人▼スイス2200人▼英国1551人▼オランダ1414人▼ノルウェー1333人▼ベルギー1158人▼スウェーデン1103人▼オーストリア1018人▼デンマーク932人--など。
中央日報 3/17(火) 17:45配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000042-cnippou-kr
フランスのマクロン大統領は、
 フランスは今、戦争中だ。敵は見えないが確実に存在している。と、国民に訴えています。 が、こんな言葉を日本の総理が言って、全国民に移動制限を出したら日本の野党、マスコミ、役に立たないのに因縁を付けて生きている知識人・評論家はなんというのでしょうか?
 


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