3/7(日) 7:30配信 時事通信
政府は、外国公船・軍艦が日本に上陸するため領海に侵入した場合、海上保安官による「危害射撃」が可能との新たな見解を示した。
【厳密な要件を満たした後に「相手が指示警告に従わない」「相手が発砲」「相手の武器より弱めの武器だけ使用」「相手に当たるかもしれない船体など近くに発砲」できるという世界の非常識かつ現場の海上保安官の命を軽くみた見解。条件を誤って撃つと海保職員自身が日本の刑務所行きになる行為。】
沖縄県・尖閣諸島周辺海域への侵入を常態化させる中国海警局の動きをけん制する狙いがある。
―危害射撃の法的根拠は
海上保安庁による武器使用については、海上保安庁法に基づき警察官職務執行法の規定を準用している。
【国内の警察官向けにできた法律を海保や自衛隊までが使うのはかなり無理があります。泥棒でもヤクザでもロケットランチャーなんて撃って来ませんから。警察官職務執行法は相手を殺害して除去することは想定していません。】
同法によると、危害射撃は正当防衛や緊急避難に加え、懲役3年以上に相当する「重大凶悪犯の逮捕」の場合などに限られている。
―今までとどこが違うの
今まで明確に示されていなかった、外国公船などが日本の領土への不法上陸を目指していれば重大凶悪犯に当たり、危害射撃の対象になり得るとした点だ。海上警備行動が発令され、海保に代わって海上自衛隊が対応する場合も同様だ。
―どんな背景があるの
中国が2月1日に海警局の武器使用権限を明記した海警法を施行し、自民党が対抗策を求めたことがある。これを受け、2月25日の同党会合で政府が示した。
―過去に海保が射撃した例は
1953年8月、北海道沖で停船命令に従わず逃走したソビエト連邦の船が火器を使ったため、海保の巡視船が船体を撃った。2001年12月には、九州南西沖で北朝鮮の工作船が自動小銃やロケットランチャーで攻撃してきたため、巡視船が正当防衛として船体射撃したことがある。
―中国の反応は
中国外務省の汪文斌副報道局長は1日の記者会見で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)へのいかなる挑発や冒険的行為にも断固対応する」と反発している。
―政府内の声は
政府が今回示したのは、現行法の枠内で可能な危害射撃の一例だ。このため、防衛省では「中国へのメッセージにはなるが、領海警備の手の内をさらすことになる」(幹部)と指摘する声が出ている。外務省からも「『こういう条件でないと危害射撃ができない』と示したようなものだ」(同)との懸念も漏れる。
時事通信
海上保安庁の小さな巡視船 (最大6000トン級が2隻。尖閣で警備に従事は1000トンから2000トンクラスの総数25) と小さな機銃しか装備しないで中国の2万トン級の大砲を装備した海警の警備艇に太刀打ちできますか?
また、カッターナイフレベルの武装なのにその使用も法律でガンジガラメにして使いにくくした上で、バズーカ砲を持った無法な凶悪犯に立ち向かわせるような政府見解を出して国民を安心させる手法
海警は世界第2の軍隊の第二海軍ですよ。戦闘機の支援が来たらどうするんでしょ? また、その時になって「想定外」とか「遺憾だ」とか、それとも「今回は、許せないからいつもの言葉だけじゃなく、文書で抗議する!」とかでしょうか。
尖閣に政府職員数人を常駐させるだけで解決できる問題も隣国への忖度でできない。マスコミも官僚の与党議員への忖度は大きく取り上げますがC国にはやはり忖度。
政府与党の自民党はトップが二階幹事長だからでしょう。
素晴らしい政府見解ですねぇ~
これで日本も安心だ!!
って 誰が言うんでしょうか??
コントと言いましたが、コントでも笑えないレベルですね。。。
海保って、確か北方領土から尖閣まで第一管区から第七管区海上保安本部で管轄していて全部でも警視庁の4分の1以下の職員しか居なくて海上保安署なんて3~4人の虚弱組織です。
まして通常業務が山ほどあるのに尖閣にクギ付けなんてできません。