『遊びをせんとや』埴生美伽子公式ブログです♪

「なぜ人は歌い踊るのか?」をテーマに、歌う女優 もの語る歌いびと 埴生美伽子・・2024劇的ライヴ🌹ぜひご一緒ください!

中村文則さんにハマる予感しかしない

2020-07-18 09:03:00 | 埴生美伽子のにこにこぶつぶつ🍀


中村文則さんの『R帝国』読了。

一気読み!

実際には2日ほどかけてるけど、心は一気

いやぁ…イマ、を実感しておそろしい。


中村文則さんのブログで

この『R帝国』について書かれてるのだけど、直球過ぎて惚れ惚れしてしまう。


コピペ貼らせて頂いて、ご紹介

↓↓

 「18冊目の本になります。本のデザインが、表紙を外すと一枚の絵になっています。猫将軍さんが、この本のために描いてくれました。ものすごく格好いいです。

 資本主義で、民主主義で、経済大国であるのに、独裁政権、全体主義になってしまった国の物語です。携帯電話と会話ができるような近未来が舞台ですが、今の日本と世界を意識して書きました。

「朝、目が覚めると戦争が始まっていた。」の一文から始まります。ディストピアと呼ばれるジャンルの小説です。現在の日本の右傾化に僕は危機を感じていて、ここ数年で日本の未来が決まると思っています。そういった中で、黙るわけにはいきませんでした。「今」に必要な物語を、書いたつもりでいます。作中に、「委縮は伝播する」という言葉が出てきますが、この小説の委縮はゼロです。委縮する作家ほど、みっともない存在はないので。

 独裁政権下に生きる、矢崎、栗原、アルファ、サキという四人の男女が出てきます。「悪」として登場する政治家の加賀という男は、これまで僕が書いてきた「悪」の中で、また特別な存在になりました。作家として、覚悟をもって書きました。ぜひ読んで下さると嬉しいです。」







で、今朝から

2冊目『掏摸[スリ]』

ほん今読了

またもや一気読み!


すごいわ…読まされた感 捲き込まれた感。


こちらも中村文則さんブログより抜粋

↓↓↓

どこにでもあるような小説はいらないです。僕は僕の小説を書いていこうと、密かに決意した小説でもあります。『その入ってはいけない領域に伸びた指、その指の先端の皮膚に走る、違和感など消えうせる快楽を――』ぜひ読んでみてください。」




中村文則さんの文章に

自分の欲している言葉が、綿々とつづられていて・・・

ビシバシ刺さるの



ワタシはワタシの歌を   

ワタシの言葉を





列をなして読まれるのを待っている本達
うふふたのしみ




今から明日のステージの歌をおさらい

あゝ  歌という手段が在る



大切な言葉

覚悟して、歌いたい

覚悟して、歌う



埴生美伽子