中村文則さんの『R帝国』読了。
一気読み!
実際には2日ほどかけてるけど、心は一気
いやぁ…イマ、を実感しておそろしい。
中村文則さんのブログで
この『R帝国』について書かれてるのだけど、直球過ぎて惚れ惚れしてしまう。
コピペ貼らせて頂いて、ご紹介
↓↓
「18冊目の本になります。本のデザインが、表紙を外すと一枚の絵になっています。猫将軍さんが、この本のために描いてくれました。ものすごく格好いいです。
資本主義で、民主主義で、経済大国であるのに、独裁政権、全体主義になってしまった国の物語です。携帯電話と会話ができるような近未来が舞台ですが、今の日本と世界を意識して書きました。
「朝、目が覚めると戦争が始まっていた。」の一文から始まります。ディストピアと呼ばれるジャンルの小説です。現在の日本の右傾化に僕は危機を感じていて、ここ数年で日本の未来が決まると思っています。そういった中で、黙るわけにはいきませんでした。「今」に必要な物語を、書いたつもりでいます。作中に、「委縮は伝播する」という言葉が出てきますが、この小説の委縮はゼロです。委縮する作家ほど、みっともない存在はないので。
独裁政権下に生きる、矢崎、栗原、アルファ、サキという四人の男女が出てきます。「悪」として登場する政治家の加賀という男は、これまで僕が書いてきた「悪」の中で、また特別な存在になりました。作家として、覚悟をもって書きました。ぜひ読んで下さると嬉しいです。」
で、今朝から
2冊目『掏摸[スリ]』
ほん今読了
またもや一気読み!
すごいわ…読まされた感 捲き込まれた感。
こちらも中村文則さんブログより抜粋
↓↓↓
「どこにでもあるような小説はいらないです。僕は僕の小説を書いていこうと、密かに決意した小説でもあります。『その入ってはいけない領域に伸びた指、その指の先端の皮膚に走る、違和感など消えうせる快楽を――』ぜひ読んでみてください。」
中村文則さんの文章に
自分の欲している言葉が、綿々とつづられていて・・・
ビシバシ刺さるの
ワタシはワタシの歌を
ワタシの言葉を
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