博多ゲームクラブ 

博多ゲームクラブは、福岡市内で活動するボードゲームのサークルです。

例会報告150314

2015-03-17 20:44:00 | 例会報告


予想されていたことですが、今回はゲームマーケット2015大阪土産のゲームが数多くプレイされていました。それ目当てにご参加された方もけっこういたようです。そのせいでしょうか、今回も20人超えで、最終的には私を含め22名の参加となりました。


【諸般の事情によりいぶこんにはモザイクをw】

それでは、今月わたしが遊んだ主なゲームを紹介します。

■フック、フック


まずは台湾の方が作られたアクションゲームを。
カードの真ん中を山のように折ったのを船に見立て、それに息を吹きかけて進ませる、アクション系のレースゲームです。

アイデアのキモは、カードに息を吹きかけるときに同時に「フック!」と声を出さなければならないところ。これによって、息の強さが弱まり、方向性もままならなくなるというステキな結果をもたらします。

ゲーム的には(良い意味での)バカゲーの一族ですので、豪快単純に遊びたいのですが、サイコロを使うことで却って煩雑になってテンポを阻害しちゃってるのが少し残念でした。

■ダイヤか蝶か(5~6人プレイ用拡張付き)




封筒から二つ折りのカードを抜き出すと、(外れの人は)中からおもちゃの蝶が羽ばたくってのがうまくゲームのシステムに組み入れられております。そのせいでギャラリーを引き寄せるゲームです。好評につき2回卓が立ちました。
ルールとしては単純明快なブラフゲームで、ギミックの蝶がすべて(?)。これだけで、飯が3杯は食えますw

ただ、そのギミックの特性上、巻き時間が必要なので、どうしてもアイドルタイムが生じるのですね。集める宝石の個数の関係からも推奨プレイ人数は4人以下かな。

■マタンガ

【鉛筆の激しい奪い合い】

メキシコ恐るべし。

ちょいと珍しい、メキシコ産のゲームです。
特殊サイコロを振ってペンの目が出れば、特製鉛筆で自分のシート上の数字を1から順番に消し込んでいきます。シート上の数字はランダムに配置されているので、探すのもゲームのうちです。
一番最初に60まで到達したプレイヤーの勝ち。

プレイヤーが鉛筆でせっせと消し込んでいる間も他のプレイヤーは順番にサイコロを振り続け、ペンが出たら鉛筆を奪い取り自分のシートの消し込みを始めます。
この特製ペンがクセモノで30センチくらいあってグニュグニュ曲がるのです。たぶん、安全に配慮したのでしょうw

で、サイコロゲームの常として出目が偏りまくります。
出ないときは何周してもペンが出ないですし、出るときは鉛筆を握った途端、次のプレイヤーもペンを出しちゃいます。

プレイ中は、ペンの目が延々出ないときのことを「サービスタイム」と呼んでました。すぐに専門用語が作られるのは良いゲームの証しですね。

また、どこに次の数字があるのか探すのもひと苦労です。そこにあるのを確認したはずなのに、いざペンの目を出して鉛筆を握ったときにはすっかり忘れていたり、そりゃもう大騒ぎヨ。

まあ、単純明快なパーティーゲームでして、それゆえに集中力が途切れるとダレますw
「60」だとお腹いっぱいです。「45」くらいで勝ちにするのが適当かなあ。

とにかく、新感覚なゲームですので、一度はプレイしてみることをお勧めします。

■知ったか映画評論家


知らない映画をさも知ってるかのように語り合うゲーム。
フリートークもいいですが、テーマカードを使用して順に語り合う方が焦点が絞られるので楽しいかな。

話しのこじれ方がたまらないゲームです。

■お蜜柑様

【むんずとばかりにお蜜柑様を・・・】

怪しげな宗教の秘義を見抜くゲーム。
他派のアクションを見抜いて再現すればポイントを獲得できます。

・・・なぜだか記憶ゲームだという評価に(他人のアクションを覚えなきゃならないので)w

コンポーネントとしてホンモノのみかんを使用するインパクトに霞みがちですが、ゲーム的にもそれなりにしっかりした手応えを感じました。

お約束のひとことではありますが、使用したみかんはスタッフが美味しくいただきましたよ。

■いぶこん
このゲームの詳細について語ることすらはばかられるという・・・w

テーマ以外は、普通に悩ましくよくできたゲームなのに、非常にブラックテイストになっちゃってまして。
まあ、いつものことといえばいつものことなんですw 
この芸風はいつまでもタイセツニシテホシイデスネ。

■忍者ボウリング


これまた台湾の方が作られたアクションゲームを。
忍者が手裏剣でボウリングのピンを倒すという摩訶不思議なシチュエーション。

やることはシンプルです。テーブル上にボウリングのピンのカードをボウリングのように並べ、それめがけて手裏剣カードを投げ、ピンの上に覆い被さればそれらのピンを倒したことになるという・・・それだけですw

フックに比べよりプリミティブでシンプル。さらにスキルの向上も感じられそうなので、こっちの方が好みかなあ。バカバカしさはあっちの方が上ですが。

■懐疑の扉


シンプルになったインカの黄金。

ダンジョンの扉を開くか撤退するか、さらにはどっちの扉を開くのか。
激しい議論の末、カードをオープンしたら即全滅という、たいへんおいしい結果でした。
あ、懐疑に会議も引っ掛けてるのかな。

実際プレイしてみると、インカの黄金のようなチキンレースというより、犠牲とか協調とか裏切りとかその辺りに重きをおいたゲームデザインでした。メンバーに恵まれると非常に楽しいゲームになるでしょう。

■航海の時代


最近流行り(?)のカードによるロンデルなゲームです。

この作者、ノーマークでしたが、今後は要チェキかもね。

■ごいた


ごいたボードでプレイヤビリティ150%アップ(当社比)。
リファレンスを兼ねたボードですので、本当にプレイしやすいです。

博多ゲームクラブの殿堂入り確定じゃないでしょうか。

■エイジ・オブ・リバイブ


正統カードロンデルゲームで〆

新版なのかな?
駒がヒト型、資源がチットに変わっています。資源はキューブの方がハンドリングしやすかったなあ、チットはちっと使いにくい。

このゲームの裏話をゲームマーケットでいろいろ仕入れてきましたが、さすがにここには書けません。
ご興味のある方は、こっそり聞きに来てください。

■一方、アフターでは
久々にピソリーノへ。
遠方からのゲストもいらっしゃったので、仕方なくワインをしこたま飲んでしまいましたよ、次の日もワインをたっぷり飲むことになるとは思いもよらず。

■さーて、次回の
来月はある意味通常進行になるでしょうかねえ。
新作、旧作織り交ぜて遊びましょう。

それでは、4月18日(土)13:00~20:00 ももちパレス 第2研修室でお会いしましょう!
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