炭鉱ナビの露頭炭鉱と炭鉱遺産巡りツアーに行ってきました。
【2010年 露頭炭鉱と炭鉱遺産巡りツアー】
ルートは
・住友奔別炭鉱立坑櫓(三笠市)→
・高根沢露頭炭鉱採掘現場(芦別市)→
・住友赤平炭鉱立坑櫓→
・自走枠工場(赤平市)
です。
いずれも私有地内にあって、普段は外から見ることしかできないんですが。
今回のツアーでは堂々と敷地内に入ることができました。
奔別炭鉱立坑櫓では、敷地内に入れたので普段は見ることのできない角度からも写真が撮れました。
櫓の前にあった駐車場が無くなったらしく、この角度からも写真が撮れるようになりました。
今回は許可を得ているので、こんなに側まで寄ることができました。
敷地をぐるっと回り込んで裏から。
残念ながら櫓の中にまでは入れませんでした。
櫓の側にあった建物。
おそらく奔別炭鉱に関係する施設だと思います。
先ほどの建物の内部。
天井から何かを吊るす滑車のレールのようなものが見えます。
これも廃屋の一部。
何に使われていたんでしょうか?
櫓の裏にあった大きな建造物は、奔別炭鉱のホッパーのようです。
敷地内の立ち入りは許可されていましたが、建物は現所有者のものなので立ち入りはできませんでした。
櫓からやや離れたところに機械がポツンと置かれていました。
奔別炭鉱のものなのか、現所有者のものなのかはわかりませんでした。
高根沢露頭炭鉱は、今でも石炭が採掘されているという事実が新鮮な驚きでした。
国内炭は一部の火力発電所で今でも使われているんだそうです。
高根沢露頭炭鉱の山の頂上付近から、現在の採掘現場を見下ろしました。
写真にわずかに写っている小さく見える重機ですが、側に寄ってみると…。
石炭の露頭。
露天堀りなので、こうやって石炭が地表に出ています。
石炭を手にしてみました。
巨大なブルドーザー。
作業を止めて、特別に写真を撮らせてもらえました。
ちょっと休憩してるっぽい写真。
この排土板が人の身長より高いと言ったら、このブルドーザーの大きさが想像してもらえるでしょうか。
住友赤平炭鉱立坑櫓は、普段なら絶対に入ることのできない施設内を案内してもらえて大興奮でした!
今回のツアー最大の目玉、赤平炭鉱立坑櫓の内部です。
以前、ここを訪れたときは外から周りを見回すだけだったので、すごく感激しました!
坑口から上がってくるトロッコ。
今の人の体格では狭すぎました。
櫓内には、こういうエレベーターが4基ありました。
櫓内の機械の数々。
これらはいずれも現役で使われていたものばかりです。
坑口を降りていくエレベーターの操作室。
櫓内で使われていたと思われる工具。
櫓内から、外を見ました。
以前は、外から櫓を眺めるだけだったのに。
赤平炭坑立坑櫓の天井付近にありました。
開坑したのが昭和38年というから、この施設が建設中にこの看板が設置されたということ?
赤平の自走枠工場内では、かつて炭坑で活躍した重機などが見学できました。
赤平の自走枠工場にあったミニショベル。
油圧パイピングの取り回しが今のセンスからは考えられないです。
でも、ちょっとカッコイイかもw
なんていう名前かわかりませんが、こういった炭鉱特有の重機が見られました。
三井三池といえば九州の炭鉱を思い浮かべますが、三井三池製作所という重機メーカーもあります。
赤平の炭坑でも、機械はそこのものを使っていたのでしょうか?
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