「愛の御旗の下に……集えない?」
『サクラ大戦』のOVAシリーズ第3弾は、『サクラ大戦3』の巴里華撃団を舞台に。
まず、最初にオープニングがなかったところで、つまづいてしまった。
「サクラなのに……」
ここで、ちょっと減点。オープニングがないアニメもあるけど、「アニメらしく」がモットーだったサクラシリーズなんだから、オープニングもきちんと作成してほしかった。
ストーリーは、大神中尉が着任する直前の巴里華撃団のエピソード。
華撃団が揃っていないところや、光武Fで戦わないところなんかはOVA第1弾にも通じるところがある。
んで、その中身だが。
「粗い」という印象が残った。
ゲームでも巴里華撃団は深く掘り下げられていないせいもあるんだろうけど、なんか帝都華撃団と比較すると粗いイメージが強い。
さらにいうとOVA第3弾は、ちょっと作品全体が粗いような気がする。
(オープニングが無いという点も含めて)
グリシーヌがエリカに仲間意識を抱く件がご都合的すぎるところが粗さの原因だろうか。
それでも7点をつけているのは、やはり私が「サクラ大戦」のファンだからだろう。
『サクラ大戦 エコール・ド・巴里1』(ビデオ)
総監督:広井王子
出演:日高のり子、島津冴子、小桜エツ子、井上喜久子、鷹森淑乃、他
評価:7点
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