「コナンといえば、シュワルツェネッガーだったのにね」
今年に入って観た二本目の映画がこれ。
基本的に私は、「推理もの」ってのは小説も、マンガも読まない。
せいぜい、テレビドラマの天地茂主演の『怪人20面相』シリーズぐらいかな(歳がばれるぞ)
この『名探偵コナン』も原作は読んだことはなく、アニメの方も仕事が早く終わったときに、たまに観る程度である。
だって、月曜日はナイター中継がないからね。
ってなわけで、余計な先入観はなく(個々の出演している声優には、色々な思いがあるけど)観ることができた。
で、感想だけど、今時の子供って、こういうアニメを観ているんだ…と良い意味で感心した。
ハッキリ言って、面白かったし、いい歳ぶっこいて夢中になって観ていたもん。
推理ものとしては致命的なネタバレになるから、ストーリーには深く突っ込まないけど、事件解決の部分をすっ飛ばしてもエンターテイメント映画として十分に楽しめた。
まあ、原作をよく知らないから、「なんで?」って思うところもチラホラあったけど、こういうのは原作を知っている人のお約束ってことなんだろう。
悔しかったら、原作を読めってことなのか……
でも、繰り返しになるけど、原作を知らなくても面白かったよ。
このぐらいのクオリティのアニメを、コンスタントに映画化できるのだから、日本ってやっぱりジャパニメーションの国なんだな~、と思ったりもした。
最後に。
この『天国へのカウントダウン』は超高層ビルが舞台なのだけど。
そこで毛利蘭が、消火ホースを身体に巻き付けてビルからダイブをするシーンがあるのだけど、そのときに「映画みたいにはいかないかもしれないけど…」と語っている。
これって、絶対に『ダイハード』だよな~、と思ったりした。
あるいはKIRINのポストウォーターのCMでもよし。
ちなみにオチも『ダイハード』と一緒。
どうでもいいことだけど、なんとなく気になったシーンだから、ちょっと語ってみました。
『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(テレビ)
監督:こだま兼嗣
出演:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、林原めぐみ、他
評価:7点
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