「幌内・布引アートプロジェクト」に行ってきました。
今年になって、初めて廃墟を見物するようになったんですが、よもやこういうイベントにまで参加するようになるとはな~。
イベントそのものも楽しかったですよ。
何よりも一番ステキなのは、普段はなかなかお目にかかれない、っていうか立ち入ることもできない炭鉱跡にガイドさんの案内付きで入っていけること。
(しかも、ここはとんでもない山道)
これまでは、こっそり入るだけだったし。たとえ立ち入りが許可されてる場所でも、人気が全くないので、どうにも落ち着かない感じでした。
でも、今回はイベントなんで堂々と廃墟を探索できるし、我々以外にも参加者がいるので写真も取り放題でした。
そして、ただ漫然と見てるだけじゃなく、ガイドさんが廃墟となった建物の謂われなどを説明してくれるので、これまた参考になりました。
なお、この時期は雨が多かったことと、山の中ということで地面が大変ぬかるんでました。
イベント参加者には、主催側が長靴を貸してくれるのですが、自前で用意できるのなら持参した方が良いでしょう。
この場所は通常立ち入り禁止です。
でも、今回はイベントなので堂々と入場できます。
レンガ造りの建物は頑丈。
すでに天井が崩れている。後で、中の見学もさせてもらえます。
壁一面が葉に覆われて、時間の流れが感じられる。
アートということで、オブジェが置かれ、一部のガラスがステンドグラス風の色ガラスに。
ちょっと幻想的。
オブジェの他に、当時の備品なども置かれています。
38年というのは、たぶん昭和38年のことだと思う。
一瞬、天地が分からなくなる。真ん中にあるのは煙突の跡だそうです。
バケツの中から芽を出している。
床を突き破って、崩れた天井を超えて伸びる木。
埋められた坑道から伸びるパイプ
苔生した風洞。
その風洞に入ることもできます。
これは入口の手前に置いてある水を張った桶に、光が反射してこのように見えています。
ここの施設撤去に使った巻き上げ機らしいです。
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