対応をご紹介します。
①漁師のシモン(ペテロ)
漁師たちは船から降りて、網を洗っていた。
イエスはシモンの舟に乗り込み、シモンに頼ん
で岸から少しこぎ出させ、そして座って、群衆
に教えになった。
話がすむと、シモンに「沖へこぎ出して、網を
おろして漁をしてみなさい。」と言われた。
シモンは答えて言った「先生、私達は夜通し
働きましたが、何も取れませんでした。」……
「しかし、お言葉ですから、網をおろしてみま
しょう」
そして、そのとおりにした所、おびただしい魚
の群が入って、網が破れそうになった。そこで
もう一艘の舟にいた仲間に、加勢にくる様に、
合図をしたので、彼らが来て魚を両方の舟に
いっぱいに入れた。そのため舟が沈みそうに
なった。
これを見てシモン・ペテロはイエスのひざ元に
ひれ伏して言った。
「主よ、私から離れて下さい。私は罪深い者です」 (ルカ5-2~8)
②ラザロの死
ラザロは洞穴の墓に葬られ、そこに石がはめ
てあった。イエスは言われた。
「石を取りのけなさい」
死んだラザロの姉妹が言った。
「主よ、もう臭くなっております。4日もたっ
ていますから」……。
イエスは彼女に言われた。
「もし、信じるなら神の栄光を見るであろうと
、あなたに言ったではないか」
(聖書にはありませんが、「お言葉ですから」
の気持ちだったと想像します)
人々は石を取りのけた。
イエスは父なる神に祈られた。そして
イエスは大声で「ラザロよ!出てきなさい」
すると、死人は手足を布で巻かれ、顔も顔覆い
で包まれたまま出てきた。
イエスは人々に言われた。
「彼をほどいてやって帰らせなさい」
(ヨハネ11-38~44)
***********
神様の御業に出会うと、人は罪と、自分の邪悪
さを意識するようです。