聖書と共に

あなたの荷を主にゆだねよ

今日は、詩編55編です。
「静まりと黙想の朝に」と「旧約聖書1日1章」
から、それぞれ、抜粋し、ご紹介します。
「あなたの荷を主にゆだねよ。
 主が、あなたを支えられる。」(詩編55-22)

55編は、ダビデが親しい友から裏切られた時の
歌である。更に、我が子アブサロムと、その仲間
に反逆された時のものと言う人もいる。

この様な現実の中で、ダビデは気が狂いそうに
悩んだのである。
「私の心は、もだえ苦しみ、死の恐れが私の上に
落ちました。」
「鳩の様に、翼があったなら、そうすれば、私は
飛び去って、遠くに逃れ、野に安らかに宿ろう」

 その様な時、一つの道を見出した。それは
「荷を主にゆだねる」事であった。苦しい所から
逃避するのではなく、その重荷を主に委ねる事で
ある。その時、主は、その重荷を支えて下さる。
そして、主と共に重荷を負いつつ、力強く歩む者
に変えられる。

ここから「旧約聖書1日1章」からです。
重荷にひしがれ、逃れようとしても、逃れられず
ただ、もだえ苦しんでいた私が、その重荷を負っ
たままで、力強く歩む者に変えられるのである。
神が支えて下さっている事を覚える時、重荷が
重荷でなくなってしまう。

しかし、私達は、神がどうも分からなくなる時が
ある。それは私たちが、神に自分を委ねていない
からである。
本当に神の業をはっきりと仰ぎ見ようと願うなら
ば、自分の一切を無条件に神に委ねればよい。
すると、神は、そこでご自身の業をなさる。
そして、その全能の神のみ業を仰ぎ見た私達は
、やはり、神に委ね、その驚くべきみ業に生かさ
れた聖書の人たちと共に、神をアーメンと唱える
事ができる。

それが本当に聖書に聞く、聖書を喜ぶ、という
生活である。

   **************
聖書には、この「~せよ。」という命令の様な
聖句が、多々、あります。

「悩みの日に、私を呼べ!。私はあなたを助ける
 そして、あなたは、私を崇める」(詩編50-15)

「汝、我を呼び求めよ!。我、汝に応える。
又、汝が知らない大いなる事と秘密(ひめ)たる事
とを汝に示す。」      (エレミヤ33-2)

求めよ!、そうすれば、与えられん(マタイ7-7)

感謝のそなえ物を、神に献げよ (詩編50-14)

汝ら、我が顔を、尋ね求めよ!。(詩編27-8)

諸々の心労を神にゆだねよ!。神が汝の為におもん
ぱかられる。        (第1ペテロ5ー7)
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る