聖書と共に

聖書のあれこれ

現在、聖書は下記の4つが有ります。
①新改訳聖書 (日本聖書刊行会)
②共同訳聖書 (日本聖書協会)
③口語訳聖書 (日本聖書協会)
④文語訳聖書 (日本聖書協会)
明治後期、大正、昭和の初期のキリスト教会では
、全て文語訳聖書を使用。
その後、口語訳聖書と新改訳聖書が、使われて来ました。一番新しい訳は、共同訳聖書です。
私が普段使っいる聖書は文語訳で、教会では新改訳を使っています。共同訳には、馴染めず、全く使っていません。
ちなみに、榎本保郎先生と、松木裕三先生の本は口語訳聖書です。オスワルド・チェンバースと
蔦田二雄先生の本は新改訳です。

文語訳聖書の欠点は
・現代人に分かりにくい。
・差別用語がある。
・聖霊を「それ」といっている。「その方」が 正しい。
それらの欠点が有りながら、長所として
・み言葉を暗記しやすい。
・格調が高く名文である。
等があり、明治、大正の文豪にも影響を与えています。なお、昔の文部省唱歌は文語です。

ある時、詩編77篇6節を読んでいたら、
『われ、わが心にて深く思い、わが魂はねもころに尋ね求む』とあり、(ねもころに)とは何かと
スマホで調べると(心を込めて、熱心に‥万葉集)とありました。

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