血と脂と体(からだ)の体の部分です。
レビ記4章11~12節
ここに牛の肉の用法があります。
神は罪祭の血をも脂をも、受け入れ給います。
これによって、之を献げる者に和をえさせ給い
ます。
けれども、牛の体は、全く神の前より追い出
されました。それによって、罪の悪むべき事を
教え給います。又、罪祭の動物が、私共の罪を
負いますならば、神より追い出されて参らねば
なりません。即ち、営の外に携え出されました
。
これは、悪むべき者となり、のろわるべき者と
なりました。
「その活物(いきもの)の体(からだ)は、陣営の
外にて焼かるるなり。この故に、イエスも己が
血をもて民を潔めんが為に、門の外にて苦難を
受け給えり。」(ヘブル13ー11、12)の様に、
イエスは、その通りにのろわれたる者となり給
いました事を見ます。
主は死ぬ事と恥とを恐れ給いませんでした。
けれども、神より追い出されて、のろわるべき
者となる事は、実に恐るべき事でした。
これが、主がゲッセマネの憂いを成し給いまし
た訳でした。
神は、かの所へ汚れたる者と、共に罪を追い
出します。
主イエスは、罪の為に追い出され給いました事
を見て、神と和らぎを得ました。神の子を追い
出す者は、真に恐るべき者です。
たぶん天国に行く時に感謝と歓喜の中にも
なお、自分の罪を感じると思います。