ウィルクスの「救霊の動力」から、ご紹介
します。
かつて、結核のために死に瀕している15歳
の少女を訪問した事がある。その時の光景
を決して忘れる事ができない。
彼女は救われて、まだ1年ほどしかたって
いなかった。残酷な病に苛まれて、見る
かげもなく、やせ衰えていた。
苦しそうな咳を続けたあと、私の方に向き
直って、輝いた微笑みを浮かべながら言っ
た。
「ああ、うれしい、うれしい、たまらない
ほど、うれしい」と。「何でうれしいので
すか」と問うと
「主イエス様、主イエス様」と答え、そし
て苦しい中で「イエスのほか一人もなし」
と歌おうとする。
しかし、一句を歌った後、激しい咳が出る
ので続かない。
未信者の医師が「気が違ったのでしょう」
と言う。私は「いいえ、いいえ、気が違っ
たのではありません。心が違っているので
す」と答えた。
近所の人たちは、この小さな聖徒が栄光に
輝いて、王の前に出る姿を見たのである。
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我によらでは、誰にても父のみ元に至る者
なし。 (ヨハネ14-6) 文語訳
誰でも私によらないでは、父のみ元に行く
事はできない。 口語訳
天国へ至る唯一の道はイエス・キリスト
です。