からです。
パウロはコリント教会にトラブルがあった時に
「罪のなすり合いなどをしてはいけない。
むしろ、不義を受け、だまされる方がましだ」
と言う。
「負けるが勝ち」という言葉は、今の時代には
通じないのだろうか。
パウロは
「あなた方はキリストにより洗われ、清められた
者ではないか」と言う。だから恵みによって悪に
勝つようにせよと教えるのである。
「すべての事は私に許されている」これは、当時
流行した、グノーシス主義の者達が言っていた
言葉である。彼らは、この世の道徳などは無関係
で何をしても良いと主張していた。
だから肉欲的な生活を善悪の区別なく行っていた
のである。
現代でも他人に迷惑を掛けていないのだから、
責められる筋合いはない、と言う人がいる。
しかし、何よりも自分自身を破壊している事に
気が付いていない事が恐ろしい。
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「それとも、正しくない者が神の国を嗣ぐ事は
ない事を知らないのか。
不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者
、男娼となる者、男色をする者、盗む者、貪欲な
者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、
いずれも神の国を嗣ぐ事はないのである
あなた方の中には、以前は、そんな人もいた。
しかし、あなた方は、主イエス・キリストの名に
よって洗われ、清められた、義とされたのである」