さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

くるみ割り人形

2008-12-23 00:35:42 | 演劇&ミュージカル

今年は松山バレエ団の「くるみ割り人形」を見てきました。
松山バレエ団と言えば
やっぱり、森下洋子さん&清水哲太郎さんで見てみたい・・・!

12月20日(土)に見てきました。

セットも、衣裳も、
各バレエ団で違うので
違う演目にも見えてくるような・・・
これからも見続けたいものです。

さて、松山バレエ団のクララの家は
(新国立で見たときよりもいい意味で)庶民的に見え、
パーティも、親戚と本当に親しい人が集まって開かれているようにみえます。
クララが隣のお嬢さん、って感じがして
親しみを持てますね。

クララがくるみ割り人形を持って寝てからは・・・
ぐいぐいと引き込まれました。
森下さんのクララは
華奢で可憐で、かわいらしいのです。
本当に少女みたい。

そして、ネズミさんが大きく見えます。
動きがユーモラス。
兵隊さんのお顔は、あれれれれ。
この戦いの場面は、見ごたえがありましたよ。
家具が動いたりするのも、良い効果ですよね。

王子があらわれて、
雪の国、水の国、それからお菓子の国に行くまでも
テンポよく、おもしろかったです。

お菓子の国は、甘い色のお衣裳なので
本当に明るい感じです。
同じ音楽なのに
踊りが違うのが、本当に面白いですね。

秀逸だったのは
別れを知ったクララと王子の別れの場面です。
切ないのです。
涙が出てきてしまいました。
切なさが、痛いほど伝わりました。

そして最後に
クリスマスメドレーというのですかね・・・
ショーみたいのがありました。
第九はじめ、馴染みの音楽の中で
楽しい踊りが繰り広げられ、
「60周年」の謝意を示す看板とともにフィナーレです。

森下洋子さん、今年還暦を迎えられているのですね。
帰ってきて、ネットで調べていて知ったので、
本当にびっくりしました。
確かに、清水さんも、森下さんも
丁寧に踊られているので、
スピードはそんなにないのかもしれないのですが、
でも、魅せられました。
またぜひ見たいです。

幸せな気持ちで、家に帰りました。