さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

草刈民代さん 最後の「ジゼル」

2009-02-01 02:13:33 | 演劇&ミュージカル

神奈川県民ホールに見に行ってきました。
草刈民代さん、最後の「ジゼル」

とても素敵でした。

ジゼルは何回か見ているからか、
あるいは
フィギュアスケートの安藤選手や中野選手のフリーで何度か聞いたからか
あのメロディが
とても耳になじんで、
音楽を心から楽しめました。
(まだ頭の中をめぐっています!)

全体的に素敵なプログラム、素敵なパフォーマンスだったのですが、
草刈さんが舞台に立たれると、
ついつい
オペラグラスで
草刈さんだけを追ってしまいました。

第一幕のジゼルは
それはそれはたいそう可憐なのです!
恋人を見上げるその表情が、恋をした少女そのもので、
それから、
王女が訪れた時の興味津々のようすはなんとも可愛らしく、
そして
花占いをして、落ち込んで、喜ぶ様子は
いじらしくて、涙が出てしまいました。

第一幕最後の狂気の場面、
それは本当にかわいそうで、
もう涙が止まりませんでした。
ショックを受け、信じられず、そして幸せだった日を思い出し、
最後に命を落とし、息を引き取って・・・
切なくて、胸が締め付けられる思いでした。
お母さんの嘆き、王子の嘆き、そして恋敵の嘆き(すみません、役名がすぐ出ず)
それが痛いほど伝わってきて、
本当に悲しくなりました。

第二幕は精霊たちの踊りから始まります。
精霊たちが重量がないみたいで
死後の世界はこんな世界なのかと
錯覚してしまいますね。
男性陣がジゼルの死を嘆いている様はやはり切なく、
それから、精霊たちに踊らされる場面は過酷です。
ジゼルが死してもなお、愛する人を救おうとする姿は
本当に美しかったです。

表情豊かな一幕とは違い、
二幕の草刈さんは、静かな表情で踊られていました。
それでも王子への思いは変わることなく
身を犠牲にしても、救おうとする一途さがひしひしと伝わってきました。

第一幕50分、
第二幕50分、
あっという間のプログラムでした。

最終公演らしく
草刈さんがアンコールのときに
感極まっているご様子が見受けられ、
その姿にまた感動してしまいました。

もう美しいジゼルや白鳥が見られないのは残念ですが、
映像の世界で、
Shall we dance?とは違う表情を拝見するのを
楽しみにすることとします。

それにしても本当に素敵なジゼルでした。
そんな舞台を見られて、幸せです。


エリザベート(2008年3回目)

2009-02-01 01:50:17 | 演劇&ミュージカル

記事を書けずに
年越しをし、
月がさらに変わってしまいましたー!

12月22日(月)に見に行きました。
この日のエリザベート、トート、ルドルフは
1回目に見たときと同じメンバーさんです。


朝海さんはやっぱり綺麗。
重臣たちが、「彼女はきれい~」というところ
・・・まさにぴったりですよね!!!

歌も、11月よりも
感情を一層込められて
丁寧に歌われていた印象を受けました。

武田さんも丁寧に歌われている感じがするので、
このお二人のコンビは
私は好きです。

ゾフィーは重々しさを感じました。
そのゾフィーが
最期の場面で歌うところが
何とも切ない・・・

浦井さんのルドルフは
ルドルフそのもの!という感じに見えてきます。
若くて、理想に燃え、理想に燃え尽きてしまった・・・

待ち焦がれていた母が帰ってきたのに
その母はつれない・・・という場面も
シシィの冷たさがよく出ている感じがしました。

もう書きたいことがいっぱいあって
全然書けなかったのですが、
結局時間をあけても
・・・大した事を書けていませんね。

こうして舞台を見に行くと、
ミュージカルって本当に素敵だなって思います。
2009年も素敵な作品を見続けられると・・・いいですね。