将来確実に天皇に成られる悠仁親王殿下は9月6日、17歳のお誕生日を迎えられました。後れ馳せながらおめでとう御座います。
お誕生日の最新映像からは凛々しく高貴なお顔立ちにご立派に大人の階段を登られていらっしゃるご様子が感じられました。
講談社・絵本 小林秀恒画 《木村重成》
誠に目出度い事と、見ているこちらも安心しましたし、きっと多くの人達もそう思ったことでしょう。
来年は18歳を迎えられてご成人。そして翌年にはいよいよ『加冠の儀』を若宮様は挑まれます。早くから和服に親しまれて、おられますから、装束姿もきっと雅で凛々しくお似合いでありましょう。
『加冠の儀』で浅黄色地の童形束帯をお召しの皇嗣殿下。若宮様も父宮がこの時お召しに成られたこの装束を召されます。
その日を両陛下御始め、上皇ご夫妻、何よりも艱難辛苦のなか世間の心無い冷たい非難からひたすら若宮様を守りお育てに成られた・・・・
講談社・絵本 布施長春画《阿新丸》
・・・・皇嗣両殿下は一日千秋の思いでお待ちになられているはずです。
シロガネも楽しみにしていますが、その頃自分の身の上がどうなっているか分かりませが、生活力をアップして整えて、めでたき日を国民の一人として、テレビから拝見し、しっかりブルーレイに録画して、この『シロガネの草子』に書けます様にします。
最近皇室のことで心配なのは、敬宮殿下のことです。大人の階段を登られて安心感を与える若宮様である一方で今年で22歳に成られる敬宮殿下ですが・・・・
こうゆう姿を見ると不安感が生まれます。童子の心を失われない敬宮殿下といえばそうなのですが、いくら週刊紙に持ち上げられても、実相はそうなのだろうかと思います。
作者不詳 口絵
あまりにも世間のバッシングが酷いのでいっそうの事、敬宮殿下が将来、天皇と成られる方が良いのではと幾度か思ったりしましたが、その重責を担うのは到底敬宮殿下では難しいと改めて思いました。
栗原玉葉 《春の歌》
世間の一部では期待の声が合っても、ご本人はそうゆうご教育をされてこられなかったというのが、伝わって来ます。
栗原玉葉絵葉書 《春の行方》
ひたすら若宮様頼りの有り様なのでしょう。
天皇に成られる悠仁親王殿下は様々大きなお荷物をも背をわなくてはならないのです。でも、若宮様が健康で逞しくお育ちでいらっしゃるのは皇室の希望であります。
鏑木清方 『秋草』
お誕生日で目出度いことと、お喜び申し上げていたのに、若宮様コロナに感染されて、高熱を出された事、ビックリしました。最近は若い人の感染が多くなっているとニュースでも報道されています。コロナの他にインフルエンザも流行しているとの事です。
幸い若宮様にはご病床は落ち着かれていらっしゃると伝えられていますが、高熱はさぞや辛かったでしょう。一日も早いご快癒を願っております。
続きを書こうとしていたのに・・・・モタモタしているうちに随分と時がかかって仕舞いました。
講談社・絵本 羽石弘志画 《楠正成》
若宮様には幸いコロナから打ち勝ち無事に回復されました。現在ではお健やかに登校されている由、心から安堵しました。
講談社・絵本《源為朝》
ようやく熱さも落ち着いてきまして、夜になると虫のねが聞こえて、秋の様相になっております。シロガネが住むところは米どころですが、今年の猛暑でかなりお米の品質が落ちています。雨も降りませんでしたし、困った年となって仕舞いました。
若宮様もお米を作られていらっしゃるとの事で今年の猛暑も大分困られたのではないでしょうか?お米は誠に昔昔から天候に左右されやすいものです。其は100年前から又そして100年経っても変わらないでしょう。
文化祭でのご様子も多くのレアな写真で見ることが出来まして楽しい学生生活を送られていらっしゃる様子が伝わってきましてとても安心しました。
ネットでは秋篠宮皇嗣家の余りにも酷い書き込みが日々行われて、若宮様の目にも入ってお心が傷付いていやしないか、しもじものさらに下の下である国民の一人、シロガネは案じております。
思い悩むお年頃ですのでやはり心配です。
講談社・絵本《楠正成》
『Casting Dice』
ありふれた出来事だと さめた目で見つめていた
無意識にこぼす ため息に混ざって
目の前にある未来に 失望を見つけて
殻にこもっていた
振りもしないサイコロは 埃まみれ
このままじゃいけないよと 心の奥で 転がしてみた
長い長い旅路の途中で
僕は何を手にしてゆくのだろう
寂しさとか 愛しさふれて
見つけ出す答えは 真実へ続く鍵
純粋な感情のままじゃ 大人になれない・・・・なんて
流れゆく時の狭間 立ち止まっても
闇を照らす光は 届かないと気が付いて
立ち上がり 歩き出すよ
心に傷を抱えて 失望しても
這いつくばって前進 できる力を 信じていたい
遥か遠い記憶の彼方で
描いた夢 ゆらゆら揺れている
人は誰も孤独(ひとり)じゃないって
素直に気がついたとき 僕らは一つになる
長い長い旅路の途中で
僕は何を手にしてゆくのだろう
寂しさとか 愛しさふれ
見つけ出す答えは 真実へ続く鍵
・・・・様々の出来事にも負けず、やや憂い帯ながらも明るい表情の若宮様のお姿を拝見出来て、明るい気持ちとなりました。
Xでも載せましたが、若宮様も何れは・・・・ご自分で作られた作物もどなたかの為に作られる日も近いでしょうね。
光孝天皇
『君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ』
《あなたの為に春の野に行って若菜を摘んでいる私の袖に、雪がちらちら降りかかっています》
上皇両陛下のご婚約の時、元皇族の梨本伊都子さんはその時の日記に
『憤慨したり情けなく思ったり色々・・・・日本はもう駄目だと思った・・・』
等と書かれたことは有名ですが、悠仁親王殿下のお健やかなご成長ぶりには、あの世で安心しているのではないのでしょうか?
それとも・・・・・
『憤慨したり情けなく思ったり色々・・・・』
と、現在の皇室の有り様をそう思って案じていらっしゃるかも知れません。
講談社・絵本 冨田千秋画《孝女白菊》
まぁそれは兎も角、悠仁親王殿下がご誕生日になられた9月6日はまさしく皇室の歴史が動いた日であります。
講談社・絵本 荻生天泉画《菅原道真》