映画：あらしのよるに

タイトル：あらしのよるに
ジャンル：アニメ

簡単なあらすじ
嵐の夜に、ヤギのメイは一匹、仲間とはぐれ、寂れた山小屋に入り嵐を凌ぐ。そして…同じように嵐から逃れてきた狼のガブが現れる。真っ暗で、互いの姿も匂いもわからない２匹は、心細さから言葉を交わすうちに意気投合する。やがて彼らは再会を約束して別れた。翌日、待ち合わせの場所に現れた相手は、ヤギと狼だったことに気がつくのだが…。

とても切なくなりました。少し涙。
そして原作は絵本だということを初めて知りました。

あらすじにある通り、単純な内容なんです。ある嵐の夜に相手を知らずに友達になる２匹。出合ってビックリ的な感じです。

世の中には、住む世界が違っているがために、友達やら恋人になれない…(訂正)なると生きていけない関係が実は存在していたりします。そんな二匹は、今の世界を捨ててでも、二人でいたいのか？それとも二匹の関係はそこで終わりにしなければならないのか？といった究極の選択を強いられることになります。

自分は、このような話しに弱いことを自覚してまして…。お互いが引かれ合う関係にありながら、逢えば逢うほど、互いが苦しむ…まったくもって切ないのです。

原作が絵本だから子供向け。って思ったらそれまです。むしろ大人に観て欲しいと思えるほどの名作だね。心が洗われた気分です。

でも、ハッピーエンドで本当に良かった～♪

エンディングでかかる曲　aikoの「スター」。彼女のパワフルな歌声が、ずしずしと心に圧し掛かり、切なさが増しました。