Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

フランチャイズチェーン・システムへの加盟上の問題点、特に開設費用

2016年02月12日 | お知らせ
フランチャイズチェーン・システムへの加盟上の問題点

皆様のご清栄をお慶び致します。

さて、早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座では、その順調なスタートと経過を基に、全国の学習塾の皆さん方に、とりわけ「珠算講座」についてのフランチャイズチェーンへの御加盟を勧誘させていただいています。

今日は、そこで多少とも検討課題となっている事柄を取り上げ、ご説明してゆきたいと思います。

但し、以下の説明は、単なる参考例にすぎません。実際に新規に開業される場合には、各塾ないしは経営者の個性やお考え、既存の事業規模等に応じた種々の変動要因が考えられます。

以上の情況をご理解の上で、慎重に、しかし希望と勇気をもってお取り組み下さい。

ご幸運と成功を切にお祈りしています。

平成28年2月12日 金曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座

≪質問≫開業費用の問題

「フランチャイズチェーン・システムへの加入の条件において、加盟金やロイヤリティなどは非常に低廉かつ合理的であり、他の珠算チェーンに比較しても加入に際してのハードルは極めて低く、加盟後の様々なメリットも大きいということについては良く理解できましたが、実際に開業となると次のような諸費用も発生するため、そこの点が心配です…相当に大きな金額になるでしょうね…」

≪回答≫

「(a)珠算講師募集や(b)生徒募集には、もちろん開業予定の教室が存在する地域の広さや人口条件などに応じた広告費が発生します。

しかし、これまでも、本体である学習塾の講師や生徒募集にも費用を掛けてきておられますので、珠算塾開設に際してのマーケット・エリアの特性などは十分ご存じで、その費用の見積もりも、概算ながら合理的に推測できるでしょう。

広告内容等は、従来の学習塾講座とは全く新規の講座開設に関連しますので、それなりの顕著な特性もありますが、岡村ゼミナール(ACE Kids Academy)が先行して行ないかつ成功してきた広告類などをご参考にしていただければ容易に作成できます。

 (c)採用した講師の社内研修にも費用が発生するでしょう。

研修は有給ですので、交通費も併せてご用意ください。

そこでは、毎月2回(合計4~6時間)程度の定例の座学スタイルでの研修会が望ましいでしょう。

費用概算については、ACE Kids Academyの研修会開催例をご案内致します。

この研修会開催目的は、主には①生徒募集・確保などの営業戦術の学習と②幼児対象の指導に対応するそろばん指導法の特徴を学んでいただく、極めて重要なもので、多少の費用発生と日時などは、むしろ積極的に予算化・スケジュール化して、経営者・幹部も全員出席の上で、しっかりと行ってください。

研修は、単に教室での座学・発表・討論だけではなく、(遠方の)ACE Kids Academyそろばん教室への複数回の見学旅行なども含みますので、経営者・事業統括幹部や講師スタッフの分なども併せ、旅費やお手当なども相当にかさむのが従来のケースでした。

しかし、ACE Kids Academyでは、平成27年末時点でイ・ラーニング講座制作用のスタジオを設置しましたので、今では、上記の講師や事業責任者・経営者向けの研修も大半が、時間や費用をかけて遠方にまで出張する必要もなく、手持ちのデバイス上のインターネットを通じて、ごく手軽に済ませることができます。

(d)インターネット上で新規開講講座についてのホームページ広報をした方が良いことは明らかなので、その制作と維持にも相当な費用が発生するでしょう。

 ホームページは絶対に必要ですので、積極的な発想で、素晴らしいホームページをご制作ください。旧来の珠算専門塾にはホームページすらない個人塾が多く、この点での差別化を大いに図ってください。ここに、旧来の珠算塾の集客力を絶対的に引き離す重要なポイントがあります。

(e)その他に、保育園又は幼稚園児向けの背の低い机と椅子のセット、教室備え置きの教具や教材、野立て看板・壁貼り看板、のぼり・旗などの広告類、とりわけ入塾促進用の景品類購入費用、新規講座案内パンフレット類の制作費、新規講座問い合わせ専用電話回線や器具等の新増設、お月謝等の費用計算のシステム導入・・・などなど、多数の雑費項目が発生するでしょう。

以上5項目が、(FC加盟に際して必要な最低限の費用以外に発生する)新規開業用費用の主なものとなりますが、その合計額については、新規開業予定の教室規模やエリアの広さ・人口レベル等に応じて異なりますので、一概には申せませんが、ごく大雑把に言えば、1教場当たり100万円から200万円前後と言えるかもしれません。

しかし、確保できる生徒数は、(もちろん確実ではありませんが)春季から夏季までの半年間で、1教場・2日間の講座開設で凡そ15~30人程度と予想できますから、有望な新規事業とは言えるでしょう。

しかも、その集客や講座運営が、順調に推移すれば、生徒数は、(取り立てての「卒業」もないため)毎年積みあがって行きますので、マーケット・エリア内での優秀児の先取り集客作戦の成功がより確実に見込まれていきます。

このことが、将来の学習塾の集客や運営の成長と安定化に資するメリットの大きさについては計り知れません。

但し、以上の費用見積もりには、家賃関係は一切考慮していません。

なぜなら、既存の学習塾などの民間教育機関が、その空き教室や時間帯を活用しての開業を前提にしてのFCへの加盟のお薦めですので、ご了解ください。

以上 
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経済の世界的動揺と学習塾の生徒募集との関連

2016年02月12日 | お知らせ
経済の世界的動揺と学習塾の生徒募集との関連

最近のオイル価格と中国経済のバブル崩壊から始まる世界中の資源国の苦境や、それを受けての我が国の株価の凋落や円高現象は、丁度、新年度の生徒募集時期にある学習塾の経営幹部職員にとっては非常に気になるところですが、結論から先に言えば、世界経済の急激な変動と学習塾の生徒募集の良し悪しとの間には、直接的な関連はありません。

学習塾の生徒募集の良し悪しは、その学習塾における教育設備や環境レベルの高低、、あるいは日頃からの真摯な運営努力や教育成果の良し悪しとか、市民(=保護者と子供たち)における日頃のもっともっと身近な、生活に直結した子育て事情に左右されるという方が適切でしょう。

このことは、我が国における子弟向けの「読み・書き・そろばん」教育=「寺子屋」教育の始まりと普及が、主には室町時代、取り分け歴史上で戦国時代と呼ばれる時代であったことを思い起こせば、我が国の先祖たちが、地方・地方の小国に分かれて生死を掛けた武力闘争に明け暮れしていた時代においても、それが故に如何にその国の将来を担うべき子弟教育に関わる重要性を認識していたかを物語るものです。

ましてや、今日の世界での経済的側面での大変動などは、我が国の国民一般の日々の生活実態に直接の困難をきたすようなものでは全くないため、現代における寺子屋教育を実践する民間教育機関・学習塾における新年度の生徒募集には、全く関係ないものと断言して差支えないでしょう。

大規模な自然災害や経済変動など、幾たびもの国家的な危難の数々を乗り越えて、創業後44年目を無事に迎えている学習塾・岡村ゼミナールの運営の歴史から、上記の結論が明らかです。

現に今年の1月~2月における新年度生募集において、学習塾部門を始めとし、早期知能開発志向ACE Kids Academy部門を含めて、全体的に順調に推移しており、今春もまた新しい希望とみなぎる活気に溢れつつ、兵庫県播磨地域における民間教育機関としての責務をしっかりと果たしていけるでしょう。

平成28年2月12日 金曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座
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