1月4日、年賀状送付や新年祝賀の架電による成果
皆様のご健勝と清栄をお慶び致します。
さて、この度の年末・年始の休暇中も、休むことなくせっせと年賀状を送り、Emailで年始のご挨拶を送り、また、今日は仕事始めの日ということで、あちこちにご挨拶の架電をしました。
その成果があり、あちこちから、大変に丁寧なお便りやお返事を頂戴しています。
正に「努力は報われる」という言葉を「地で行く」ような状況です。
とはいえ、私どもではもちろんのことながら、世間の多くの日本語学校さんでは、昨年末時点での外国人材受け入れ拡大の法律変更や今後の実施状況のあり様が、自分たちにどのように影響してくるのか、まだ状況を読み切れないものですから、心配を募らせておられます。
私自身は、今までに、L字型の落ち込みやV字型の急変動などを、数えきれないほどに経験してきているため、その上下変動がいかに大きく、長く続こうとも、ある程度は覚悟もできています。
しかし、今回の外国人材受け入れ法律の変更については、日本語学校の運営には、プラス面とマイナス面の両方が予測され、結果として大きな影響はないものと考えています。
もちろん、プラス面は、日本語が未熟な外国人が多数、我が国に入国してくれば、彼らとの平和な共存共栄を推進するために、日本語教育機関としての常日ごろから役割を果たしている日本語学校は、大いにその活躍を果たすべき機会が増えてくると推測されることです。
他方、マイナス面は、折角、外国人の入国数が増えても、彼らのほとんどは、費用も時間もかかる日本語学校を通らずに、日本語が未熟なままに、直接に職場への就職に向かってしまうのではないかという心配なのです。
当面は、マイナス面が強く働くかもしれませんが、それでは、結局、日本人との間での平和な共生が進みづらく、大きな社会的問題になってくるでしょう。
そこで、その重要な課題解決のためにも、就職後においても、外国人向けの日本語教育の必要性や重要性が再認識されることになるでしょう。
従って、より長い目で見れば、プラス面とマイナス面とが、拮抗し合うようになると推測しています。
問題は、初期の時点でのマイナス面の影響がどれほどに大きいのか、またマイナスの影響が緩み、プラス面に戻っていくのにかかる時間がどれだけの期間になるのかが気になるところです。
そういう種々の課題が予想されるだけに、日本語学校は、特定の地域内でのネットワークを組み、あるいはより広範なエリアでのネットワークを組み、情報交換を頻繁にし、相互の間での様々な協力関係の構築に努めるべきだと考えています。
以上、宜しくお願い致します。
平成31年1月4日 金曜日
CJA日本語学校:岡村寛三郎
皆様のご健勝と清栄をお慶び致します。
さて、この度の年末・年始の休暇中も、休むことなくせっせと年賀状を送り、Emailで年始のご挨拶を送り、また、今日は仕事始めの日ということで、あちこちにご挨拶の架電をしました。
その成果があり、あちこちから、大変に丁寧なお便りやお返事を頂戴しています。
正に「努力は報われる」という言葉を「地で行く」ような状況です。
とはいえ、私どもではもちろんのことながら、世間の多くの日本語学校さんでは、昨年末時点での外国人材受け入れ拡大の法律変更や今後の実施状況のあり様が、自分たちにどのように影響してくるのか、まだ状況を読み切れないものですから、心配を募らせておられます。
私自身は、今までに、L字型の落ち込みやV字型の急変動などを、数えきれないほどに経験してきているため、その上下変動がいかに大きく、長く続こうとも、ある程度は覚悟もできています。
しかし、今回の外国人材受け入れ法律の変更については、日本語学校の運営には、プラス面とマイナス面の両方が予測され、結果として大きな影響はないものと考えています。
もちろん、プラス面は、日本語が未熟な外国人が多数、我が国に入国してくれば、彼らとの平和な共存共栄を推進するために、日本語教育機関としての常日ごろから役割を果たしている日本語学校は、大いにその活躍を果たすべき機会が増えてくると推測されることです。
他方、マイナス面は、折角、外国人の入国数が増えても、彼らのほとんどは、費用も時間もかかる日本語学校を通らずに、日本語が未熟なままに、直接に職場への就職に向かってしまうのではないかという心配なのです。
当面は、マイナス面が強く働くかもしれませんが、それでは、結局、日本人との間での平和な共生が進みづらく、大きな社会的問題になってくるでしょう。
そこで、その重要な課題解決のためにも、就職後においても、外国人向けの日本語教育の必要性や重要性が再認識されることになるでしょう。
従って、より長い目で見れば、プラス面とマイナス面とが、拮抗し合うようになると推測しています。
問題は、初期の時点でのマイナス面の影響がどれほどに大きいのか、またマイナスの影響が緩み、プラス面に戻っていくのにかかる時間がどれだけの期間になるのかが気になるところです。
そういう種々の課題が予想されるだけに、日本語学校は、特定の地域内でのネットワークを組み、あるいはより広範なエリアでのネットワークを組み、情報交換を頻繁にし、相互の間での様々な協力関係の構築に努めるべきだと考えています。
以上、宜しくお願い致します。
平成31年1月4日 金曜日
CJA日本語学校:岡村寛三郎