日本語教師とその養成講座の未来
皆様のご健勝と清栄をお慶び致します。
さて、CJA日本語学校:日本語教師養成講座の未来は、即ち日本語教師の未来につながります。そこで、日本語教師養成講座の未来について語りましょう。
とはいえ、講座と教師資格では、どちらが卵で鶏でしょう。
教師を産み出す講座の方が鶏で、講座を受講して教師となる受講生が卵でしょう。
即ち、講座=鶏、教師=卵でしょう。
しかし、良く言われるように、鶏が先とも、卵が先とも俄かには決定され得ないのでしょうが、私は、鶏が先だと考えています。理由は、鶏が卵を産んでいるからです。
しかし、その卵を産んだ鶏は、卵から孵って鶏になれたのではないかと言う方がいます。
しかし、原始の昔には、他の類似の形態の動物がいて、それから発達変身した鶏ができ、卵を産み出していったと考えられます。
ということで、日本語教師の未来を語るには、その前に産みの親である日本語教師養成講座の未来を語るのが筋だと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、いつかはこういうことを語らなければならないと思い続けていました。
そこで、この日本語教師養成講座の❶本質・機能、❷社会的需要への対応、❸将来における品質動向や❹事業の発展性(将来性)とかについて考察してゆきます。
❶日本語教師養成講座の本質と機能
もちろん、日本語教師を養成する目的で運営されるけれども、その日本語教師のミッションは、子供時代から外国語になじみ話す人たち向けに、異質な言語の内容や使用法を優しく分かりやすいように説明してゆく仕事に、忍耐強く取り組むことです。
従って、日本語教師養成講座の業務は、そのようなミッションと内容の仕事を受け持つ日本語教師を、志望者・候補者全員に対して、如何に効果的に、効率よく育ててゆけるかが、講座運営の本質と機能になります。
❷社会的需要への対応
直接的には、日本経済の持続的な国際的伸長・発展に応じ、その経営・生産・販売・労務等に関する企業運営上の様々な運営ノウハウや技術を、日本の言葉で伝え、理解し・定着してもらえるように、外国の人たちにも、より優しくかつ効率よく日本語を学んでいただくため、合理的な学習法を追求し・改善し続けることこそが、増え続ける外国人向けのサービス=社会的需要への対応の根本になります。
❸将来における品質動向
日本語指導法の開発については、無数に近い学者や研究者が、日々根気よく、かつ次々と新しい手法を取り上げつつ、勇気をもって挑戦し続けておられます。
お茶の水女子大学博士・村田美穂子先生(CJA日本語学校・名誉校長)の下記にご紹介の著書もその一例でしょう。
そういった先端的かつ高度な学習法・指導法を採用しての日本語教師養成講座の運営が望ましいでしょう。
記
体系日本語初級 漢字も文法も
著者:村田美穂子
出版社:好文出版
出版年:2018年05月
コード: 356p ISBN/ISSN 9784872202076
価格 4,104円
<東京店在庫有り>
東京店に在庫がございます。少部数のものもございますので、ご来店の場合は直接お問合せください。
SYSTEMATIC JAPANESE COMMUNICATION
▽本書は初級日本語の漢字も文法も、これ1冊で学べるという教科書である。
学習者の負担も教師の負担も軽くなるように、
1.漢字300字を扱い、漢字の教科書を兼ねる。
2.重要事項の解説に日・英・中・韓の4箇国語を用いた。
3.ふりがなを大きくした。
4.高低アクセントを積極的に表示した。
5.まちがえやすい箇所に誤用の例を挙げた。
6.話し手(私)の気持ちの表し方=態度表明を重視した。
7.中級に直結できる内容にした。
❹事業の発展性(将来性)
日本自体の経済的成長と日本文化の多様でかつ深い歴史的成熟度を踏まえれば、日本語が世界の多くの人々から歓迎される時代は、多少の浮き沈みを経ても、今後も持続すると考えられます。
そうである限り、日本語を必要する世界の人たち向けに、日本語教授法の改善が深まり、その手法を習得した日本語教師が必要とされ、また歓迎されていくため、日本語教師養成講座の将来も明るいと言えるでしょう。
このことが、講座から産み出される卵でもある日本語教師の将来を明るいものとしてゆくものと確信しています。
今後とも、皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。
令和1年8月11日 日曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン
皆様のご健勝と清栄をお慶び致します。
さて、CJA日本語学校:日本語教師養成講座の未来は、即ち日本語教師の未来につながります。そこで、日本語教師養成講座の未来について語りましょう。
とはいえ、講座と教師資格では、どちらが卵で鶏でしょう。
教師を産み出す講座の方が鶏で、講座を受講して教師となる受講生が卵でしょう。
即ち、講座=鶏、教師=卵でしょう。
しかし、良く言われるように、鶏が先とも、卵が先とも俄かには決定され得ないのでしょうが、私は、鶏が先だと考えています。理由は、鶏が卵を産んでいるからです。
しかし、その卵を産んだ鶏は、卵から孵って鶏になれたのではないかと言う方がいます。
しかし、原始の昔には、他の類似の形態の動物がいて、それから発達変身した鶏ができ、卵を産み出していったと考えられます。
ということで、日本語教師の未来を語るには、その前に産みの親である日本語教師養成講座の未来を語るのが筋だと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、いつかはこういうことを語らなければならないと思い続けていました。
そこで、この日本語教師養成講座の❶本質・機能、❷社会的需要への対応、❸将来における品質動向や❹事業の発展性(将来性)とかについて考察してゆきます。
❶日本語教師養成講座の本質と機能
もちろん、日本語教師を養成する目的で運営されるけれども、その日本語教師のミッションは、子供時代から外国語になじみ話す人たち向けに、異質な言語の内容や使用法を優しく分かりやすいように説明してゆく仕事に、忍耐強く取り組むことです。
従って、日本語教師養成講座の業務は、そのようなミッションと内容の仕事を受け持つ日本語教師を、志望者・候補者全員に対して、如何に効果的に、効率よく育ててゆけるかが、講座運営の本質と機能になります。
❷社会的需要への対応
直接的には、日本経済の持続的な国際的伸長・発展に応じ、その経営・生産・販売・労務等に関する企業運営上の様々な運営ノウハウや技術を、日本の言葉で伝え、理解し・定着してもらえるように、外国の人たちにも、より優しくかつ効率よく日本語を学んでいただくため、合理的な学習法を追求し・改善し続けることこそが、増え続ける外国人向けのサービス=社会的需要への対応の根本になります。
❸将来における品質動向
日本語指導法の開発については、無数に近い学者や研究者が、日々根気よく、かつ次々と新しい手法を取り上げつつ、勇気をもって挑戦し続けておられます。
お茶の水女子大学博士・村田美穂子先生(CJA日本語学校・名誉校長)の下記にご紹介の著書もその一例でしょう。
そういった先端的かつ高度な学習法・指導法を採用しての日本語教師養成講座の運営が望ましいでしょう。
記
体系日本語初級 漢字も文法も
著者:村田美穂子
出版社:好文出版
出版年:2018年05月
コード: 356p ISBN/ISSN 9784872202076
価格 4,104円
<東京店在庫有り>
東京店に在庫がございます。少部数のものもございますので、ご来店の場合は直接お問合せください。
SYSTEMATIC JAPANESE COMMUNICATION
▽本書は初級日本語の漢字も文法も、これ1冊で学べるという教科書である。
学習者の負担も教師の負担も軽くなるように、
1.漢字300字を扱い、漢字の教科書を兼ねる。
2.重要事項の解説に日・英・中・韓の4箇国語を用いた。
3.ふりがなを大きくした。
4.高低アクセントを積極的に表示した。
5.まちがえやすい箇所に誤用の例を挙げた。
6.話し手(私)の気持ちの表し方=態度表明を重視した。
7.中級に直結できる内容にした。
❹事業の発展性(将来性)
日本自体の経済的成長と日本文化の多様でかつ深い歴史的成熟度を踏まえれば、日本語が世界の多くの人々から歓迎される時代は、多少の浮き沈みを経ても、今後も持続すると考えられます。
そうである限り、日本語を必要する世界の人たち向けに、日本語教授法の改善が深まり、その手法を習得した日本語教師が必要とされ、また歓迎されていくため、日本語教師養成講座の将来も明るいと言えるでしょう。
このことが、講座から産み出される卵でもある日本語教師の将来を明るいものとしてゆくものと確信しています。
今後とも、皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。
令和1年8月11日 日曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン