Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

伊勢ツアー3日目:海女小屋体験

2019年08月14日 | 日記
伊勢ツアー3日目:海女小屋体験

海女は、まだまだ発祥の地・伊勢志摩地方に根強く残っておいて、最近では、海女稼業二代目・三代目などの若い高卒からの就業者もいたり、男性の「海士」(あま)も増えているそうです。

志摩氏志摩町の海岸に着くと、湾曲した海辺の奥には、緩やかなUの字型に白砂の浜が広がっていて、そこでは三三五五に海水浴客がグループを作っていて、厳しい真夏のひと時を、むしろ楽しみ、涼んでいる様子が伺われました。

その浜辺の山際の小高いところには、海女の資料館に向かい合って、浜の涼風が通り抜けやすいように、大きな窓を開けた簡単な木造小屋が3~4棟並んでいて、そこの一つのテーブル席に昼食提供で案内されました。

先に下記のユーチューブを見ていただいたら幸いですが、未だ生き生きと動いているアワビやサザエ・イセエビの他に、イカ・アジの開きやブリの切り身などが多彩に添えられた、丸く大きな竹細工のザルが、炭焼き窯の傍に置かれて、そこから順番に取りだされた貝類等の獲物が、炭火で熱くなった金網の上に行儀よく並べられ、そしてやがてはひっくり返されつつ、次第に美味しくジンワリと焼かれていきます。

最初に、食卓テーブルの各自の小皿に盛られたのはイカでしたが、これにマヨネーズをちょっと付けて、切り身一口を頬ばしりましたが、口当たりもとても柔らかく甘く、その美味しかったことを一日たった今も忘れられません。

続いてアワビやサザエ・イセエビなど沢山の種類の豪華なメニューの海鮮類が続きましたが、調理担当の、元気そのもので、まだ顔の皮膚の艶の良いことがビックリするほどの現役の海女さんの海鮮獲物を扱う料理用ハサミ裁きの巧みさを見ながら、私達には珍しい海女さんの海中での狩猟の仕方などを聞きながらの食事のひと時は、炭火が熱く燃えている長方形の食卓テーブルを取り囲んだ2家族・7人の食事客たちの笑顔と笑顔で大いに盛り上がりました。


かくて、楽しく、美味しい各種のグルメ料理を味わい尽くしたかのような伊勢ツアーでしたが、流石に伊勢志摩とか賢島とかの観光地が織りなす歴史と自然の風景共々の素晴らしさにも大満足の3日間でした。

お盆休暇中の大混雑の中で、姫路から伊勢志摩までの300キロメートルを、6時間半もかけて行った甲斐がありました。帰り道は慎重にルートを選んだお陰で、330キロメートルを4時間半で走破できました。

確かに、日本には、何度訪れても、その都度また違った楽しみ方を経験できる奥深い魅力を讃えた名所・旧跡に富んでいて、まだまだこれからも行くべきところは多いでしょう。

では、皆様のご健勝と清栄をお祈りしています。

令和1年8月14日 水曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン
コメント
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