北区田端にある会社の取引先からの帰り道
道路の拡張工事の一角に
なにやら不思議な赤い物体を発見!!
この日は
残暑厳しい日曜日の午後に約束があって
ぶっ倒れるかと思うほどの熱風のさ中
ついに
幻覚現象が現れたのかとマジ思った
冷静になってよく見るといやいや、
殺風景な工事現場に中に
その物体の奥にポツンとあたらしめの櫓が建っている
どうやら
有名な仁王尊らしい
自分の無知さにあきれると同時に
オマエも頭に赤紙張っておけ
という声が聞こえた
厳かにお参りし、
今更であるのですが
ペタン!!
どうか私の
うに状態の頭を
正常に戻してくださいませませ。。。
石造金剛力士立像は、全身に赤紙が貼られているので、通称赤紙仁王とも呼ばれています。身体の悪い人が、疾患のある部分に赤い紙を貼って祈願すれば、病気が回復すると信じられ、現在も、なお、祈願する人が絶えません。横の草鞋(わらじ)は、祈願して病気の回復したとする人々によって供えられたものです。
寛永18(1641)年8月21日、東覚寺住職賢盛の時代に、宗海という僧侶が願主となって江戸市中に流行していた疫病を鎮めるために造立されたとつたえられます。
赤紙仁王は、江戸時代の末期までは、田端村の鎮守である八幡神社の社前にありましたが、明治維新の神仏分離を契機に、別当寺であった東覚寺の境内に移され、以後、都内に現存する比較的古い時代の石造の仁王像としても広く知られています
~北区の歴史と文化財より引用