The Way We Were

誰しも通り抜けてきた
切なくも愛おしい時代
My Adolescence

絶望

2021-03-10 | 2021年
 絶望 とは、
  全面的に望みがなくなり、
  希望を失くしてしまうことを言います。
  もうどうしていいかわからないという状態を
  「絶望と表現するのです。

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  育った家庭の中にあって
  幾度も「孤独」に追いやられて来た。。。
 
  その原因には
  姉 兄 私 の年齢差が それぞれに5歳ずつであることも影響したでしょう。。
 
 
    当然ながら
  先に生まれた者=初めての子どもの成長は
  親にとっては 何もかも手探り。。
  
  私がまだ無邪気な5歳の頃...
  長女は 高校受験期。。
  その頃の様子は覚えてはいない...けれど、
  念願の高校に入った長女は
  家庭の理想的&象徴的存在だった。。。
  
  その姉は
  親の期待に応え得るだけの才覚があって
  当時はまだ
  女子が四年生大学に進学することは少なかった時代に
  姉は 古い気質の祖父母に嫌味を言われながらも
  自分の志を貫いて進学をした人。。
 
 
  やがて 独り暮らしを始めて家を離れた姉が不在になると
  つぎの主役は 長男=兄
 
  兄は幼い頃からヤンチャな野球少年
  私が小学校低学年の頃
  兄は小さな小学校のヒーローでもあるかのように
  目立つ存在だった。。
 
  やがて
  中学生になってから野球部に所属をし、
  高校では県下の強豪野球部で活躍、
  甲子園を夢見る野球三昧で
  甲子園の一歩手前で終わったものの
  一浪して 東京六大学リーグの野球部に入部。。
 
  そう
  兄が大学進学と同時に寮に入って実家を出た同じ年...
    長女が結婚をして 家を出た。。
  その頃 私は...
    高校受験期の中に在り
  親の望む地元の難関進学校に合格をした春。。。
 
  忘れもしない...戸惑い
  家に取り残された感が迫り
  母と 何を話したらよいのか? という 途方に暮れる思い。。。
 
  その時 はじめて小さな「絶望」を感じたことを
  鮮明に覚えている。。。
 
  そして 次第に
  私の「絶望」は 大きく 大きく膨らんで行くのです。。。
 
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