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日本アカデミー賞・私的総評

先日、日本アカデミー賞が発表されました。

日本アカデミー賞の歴史を観ると1978年にアメリカのアカデミー賞の許諾を得て発足した歴史ある賞で正式許諾を得ているのはイギリスと日本だけだそうです。

先日紹介したキネマ旬報のベスト10とは異なり、エンターテーメント色の強い作品がノミネート、受賞するケースが多く、個人的には大手配給会社の出来レース的な印象を持っています。

そんな中で、最近ではあまり知名度がなかった作品もノミネートされるようになってきたのは、喜ばしいことだと思います。

今回は、最優秀作品賞には是枝監督の「海街diary」が受賞。前作の「そして父になる」に比べインパクトにかけるものの原作の世界観が反映され女優陣の豪華さもあって、日本アカデミー賞らしい作品に感じました。

個人的には、最優秀主演女優賞に安藤サクラが最優秀助演女優賞の黒木華の連続受賞に、日本映画界の明るい未来を感じます。主演男優賞は二宮和也が受賞。昨年の岡田准一に続いてのジャニーズ出身の受賞を揶揄する人もいるかもしれませんが、蜷川幸雄に見出された逸材の受賞に素直に祝福したいと思います。

日本アカデミー賞にノミネートされた作品はの中で、劇場で観た作品は「ソロモンの偽証」だけで、DVDで観た作品もあるものの未だ観ていない作品もあり、その点に口を挟むことは毛頭なく、後日感想は述べたいと思ってます。

ただ、アメリカ・アカデミー賞のような意外性は、どうも日本アカデミー賞には期待できないなと言うのが僕の総評です。


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