昨日と今日にわたって、金環食に東京スカイツリーと明るい話題が続きました。宇宙の神秘や人類の英知を目の当たりにされた方は、幸せな一日を過ごされたことと思います。
僕も、昨日とても幸せな気分を味わうことが出来る映画に出会えました。
金環食や東京スカイツリーのようなスケールの大きさはないですが、日常の中にある小さな幸せが描かれた映画、それが「幸せの教室」です。
そんな、シンプルな作品を、ジュリア・ローバーツとトム・ハンクスの二大ハリウッド俳優が好演しています。
バツイチ独身で住宅ローンを抱えながら、まじめに働いてきた男が、学歴を理由に突然リストラ。再就職のために、短期大学に入学。結婚が破綻しアルコールに走り無気力な女性教官と恋に落ちると言うシンプルなラブコメディで、随所に笑いを誘い飽きさせない内容でした。
お互いに問題を抱える、生徒と教師を隣人や同僚、クラスメート、教授など個性豊かな人々との出会いを通じて、新しい人生に進んでいくヒューマンドラマでもあり、一生懸命に生きる人たちの屈託のない姿が共感を呼びます。
誰もが経験しそうな、日常の中に起こりうる悲劇を、隣人や友人たちの支えの中で、希望が生まれる。また、ひとつハートフルコメディーの名作が誕生したように感じます。
今、何かしら人生に問題を抱えている人に勇気を与えてくれるオススメの作品です。