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自画像展 一宮市三岸節子記念美術館


先日休日を利用して、地元近辺の美術館の企画展を2館鑑賞してきましたのでご紹介します。今回は、一宮市三岸節子記念美術館で3月14日まで開催中の「自画像展~ひとみの中に自分がいる~」です。

今回の展覧会、日本を代表する洋画家の自画像だけを並べた極めて特徴的な展覧会です。その数総勢58点。黒田清輝、青木繁、岡田三郎助、安井曾太郎、梅原龍三郎、岸田劉生、荻須高徳、佐伯佑三など誰もが知っている画家に、村山槐多、中村正義、野見山暁治、鴨居玲などの異色の個性派など明治から大正、昭和に至る名だたる洋画家たちの自画像がずらりと並ぶ圧巻の内容です。

洋画家の自画像を眺めて観ると、自画像の中に画家の特徴的な筆致が現れ、画家たちの風貌から画業の一端が感じ取れます。一枚の自画像の中に画家の人生が如実に表れているようにも感じられとても興味深い展示でした。キャプションには、丁寧に画家の経歴が記されていますので、画家が歩んだ人生を想像しながら自画像を眺めてみると、新しい発見があるかもしれません。

サブタイトルにもある画家のひとみの中にある世界に触れてみてはいかがですか。


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