本日10月27日が最終日となるあいちトリエンナーレ。見逃してしまったエリアを観るために出かけました。
先ずは、愛知県美術館の前回見逃した8階のエリアへ。海外アーティストによるインスタレーション作品が多くみられ、現代美術を感じるゾーンでした。
彦坂尚嘉による復活の塔。ヤノベケンジと共に十分に今回のテーマがわかる作品
スピーカに近づくと共鳴するようにコーラスする空間。カナダの作家によるジャネット&ジョージによるインスタレーション。
そのまま、納屋橋エリアのリチャード・ウイルソンのボーリングレーンを見納めに。歩く途中で名古屋市美術館内の作品を。前回まったくスタッフや案内板が見当たらず、入口がわからず見落としたエリア。名古屋市美術館の裏で休憩していたら、そこが入り口を判明。
ボランティアスタッフの人員確保が難しく理解できる点もありますが、明快な案内表示があれば、補えるように思いました。その点は長者町エリアにも言えることで、来場者の増加が今後見込まれるイベントですから、人にやさしい案内板などの設置を望みます。
3年ごとに開催される「あいちトリエンナーレ」は、今後日本を代表するアートイベントになっていくと思います。
今回のテーマに関連して東日本大震災による原発事故に対するアンチテーゼ的意味合いの展示が並びます。今回のトリエンナーレは、特に反原発を明確に主張した作品が日本人アーティストを中心に見むけられました。
アーティストにとっては主張しやすい命題で、次の開催までにアートを通してどのような行動がなされていいくか注目されます。