趣味の天気❄️🌸

天気の話題を通じて日々の暮らしに彩りを添えます♪

R3.5.23(日)の雲(層積雲)と明日の東北地方の天気のポイント🌤

2021-05-23 22:22:15 | 日記

見出し画像は今日(5/23)正午過ぎの青森県八戸市の空模様です。

十和田市などでは空一面が層積雲や層雲に覆われていましたが、八戸市は層積雲の合間から一時青空が垣間見えました

ちなみに、今日正午の天気図がこちらです↓

日本海にある低気圧を含む気圧の谷の通過に伴い、東北地方は雲が多い天気となりました。

明日の天気図を見てみると、

東北地方は低気圧と低気圧の間になるため、雲は多いものの、日中は晴れ間がでるところもありそうです。

そして、今日より気温も上がり、南部の内陸部では25℃以上の夏日や場所によっては30℃以上の真夏日になる所もありそうです

今日との気温差が大きくなる所もありますので、体調管理にお気を付けください

※見出し画像以外の図は、気象庁ホームページより。


今日の雲と明日(5/23)の天気のポイント☁(東北地方)

2021-05-23 00:32:31 | 日記

今日の青森県は、太平洋と日本海にある二つの低気圧の影響で一日中すっきりしない天気になりました

(空の画像以外の図は気象庁ホームページより)

こちらは今日夕方に撮った空の写真ですが、どんよりとした低い雲に覆われていました

雲の種類としては、層積雲層雲になるかと思います。

次に、明日の天気図を見てみます。

明日も低気圧を含む気圧の谷が東北地方を通過するようです。

そして、気象庁の天気予報を見てみると、

低気圧に近い東北北部や日本海側を中心に雨が降りやすい天気となりそうです。

雨は今日と同じようにシトシトと降り、太平洋側の沿岸部では日中の気温も低くなるようです。

お出かけの際は、傘と上着などを準備した方がいいかもしれません


夏の服装と色について👕👚🌈

2021-05-17 06:00:00 | 日記

 一昨日(5/15)は、北陸や東北でも、最高気温が30℃を超える真夏日となったところがありました🌡

 (見出し画像は気象庁ホームページより)

 気温の分布を見ると、日本海側で高く、太平洋側で低くなっています。

 この日は太平洋側から日本海側に向かって東風が吹いていたため、日本海側ではフェーン現象の影響で気温が上がったものと考えられます。

 (フェーン現象については、以前のブログアメダスデータに見るフェーン現象①⤴(2020.6.5)」をご参照ください)

 さて、このような暑い日には、少しでも涼しく過ごしたいものですが、服の色と暑さは関係あるのでしょうか👕?

 よく、黒い服は暑いと言われますが、その理由は、一般的に黒色は他の色と比べて太陽光のエネルギーを吸収しやすいからです。

 大まかに言うと、人間が見ている色は、物体が吸収しないで反射している光の色が見えています。

 つまり、赤色の物は赤い光を、青色の物は青い光を反射していることになります。

 (実際は、見えているというよりは、その光の波長を感知しているということらしいのですが、詳しいことは、各自でご確認願います)

 そして、白色の物は可視光線を全て反射しているため白く、黒色の物は反射せず全て吸収しているため黒く見えているということになります。

 よって、黒色の服は他の色の服と比べて太陽光から吸収するエネルギーが大きいため、暑くなりやすいというわけです。

 ただし、実際の暑さは、服の色だけではなく、服の素材やデザインにも大きく影響されるため、一概には言えません。

 服の内部(服と体の間)に熱がこもると暑くなりますので、あまり体に密着せず、熱が逃げやすい服装をすることが、まず第一です。

 その上で、白っぽい服を着ると、より涼しく感じるのではないかと思います。

 なお、日焼け対策としては、逆に黒色の服の方がよいと言われています。理由は紫外線を吸収しやすいからと言われていますが、気になる方は、自ら調べてみることをオススメします。

 また、余談ですが、光の色にはそれぞれ波長があって、人間が見ることができる紫~赤までの波長域を可視光線と言います。

 そして、紫より波長が短いものを紫外線(域)、赤より波長が長いものを赤外線(域)と言います。

 (紫外線域や赤外線域のさらに先には、ガンマ線や電波などがあります)

 ちなみに、虹の色は、正に人間が見ることのできる光(可視光線)の色で、内側から波長が短い順に並んでいます。

 

 自然現象は誠に奥深いものです🌈


上空1,500m付近の気温について🌡

2021-05-02 21:23:35 | 日記

今日は、北海道や東北北部を中心に日中の気温が10℃に届かなかった所も多く、この時期としては肌寒い一日となりました

そして、今夜から明日にかけては、一時的に西高東低の冬型の気圧配置となり、北海道の上空1,500m付近には-6℃の寒気が入ってくると予想されています。また、東北地方の上空1,500m付近にも-3℃~0℃の寒気が流入する予想が出ています。(天気図は気象庁ホームページより)

ところで、この上空1,500m付近の気温については、テレビなどの天気予報で見聞きする方も多いかと思いますが、なぜ、予報士たちは上空1,500m付近の気温に言及するのでしょうか?

その理由の一つは、この付近の気温が地上で雪になるか雨になるかの目安となるからです。

一般的に上空1,500m付近の気温が-6℃以下だと、地上では雪になることが多いと言われています。(ただし、そのほかにも湿度や地上付近の冷え込み具合など、様々な要因が影響するので、一概には言えません。)

また、この付近の気温は、地上付近の最高・最低気温等の目安にもなります。

そして、もう一つ大きな理由は、予報士たちが使用している高層天気図に描かれている気温だからです。

この高層天気図は、上空の大気の状態を表したもので、850hPa、700hPa、500hPaなどの特定の気圧面について気象庁が作成しています。

その中の850hPa面の高度が、約1,500mなのです。

※高層天気図の詳細は気象庁のホームページ(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/upper_map.html)をご参照ください。

しかし、上空1,500mと言われても、なかなかイメージが湧かないという方もいるかもしれません。

そんな時は、身近な山を参考にするとイメージが湧きやすくなります。

例えば、この写真にある青森県の八甲田山は、標高1,585mですので、頂上付近の気温ということになります。つまり、明日でいえば、八甲田山の頂上付近では-3℃くらいの気温になる見込みだということです。

ちなみに、気温は一般的に高度が100m上がる(下がる)ごとに約0.6℃下がる(上がる)ので、上空1,500m付近で-6℃だと地上付近は3℃前後、上空1,500m付近で-3℃だと地上付近は6℃前後ということになります。(ただし、地上付近の気温は日射などの影響により大きく変化するので、その日の条件により異なります。)

上空1,500m付近に-6℃の寒気が流入する北海道では、明日は平地でも雪が降る予報が出ていますので、夏タイヤの方はお気を付けください


砂嵐を予測する🌀

2021-04-20 23:50:14 | 日記

今日はよく晴れた所が多くなりましたが、北海道や東北では、15m/sを超える強風が吹き荒れた所もありました

(画像は気象庁ホームページhttp://www.jma.go.jp/jma/index.htmlより)

また、10位以下の地点でも、北海道北見市で15.1m/s、青森県十和田市で14.9m/sなど、4月の観測史上1位となる強風となった所もありました。

今日の天気図を見てみると、北日本付近は西高東低の気圧配置となっており、西風が吹きやすい状況であったことが分かります。

西風の場合、北海道や青森県の太平洋側では山越えの風となるため、フェーン現象により、乾燥した強風が吹き降りてきます。

北海道の十勝地方や青森県の十和田市周辺は、ながいもやごぼう、馬鈴薯などの栽培が盛んな一大畑作地帯で、それらの栽培に適した黒い火山灰土の土壌が広く分布しています。

まだ作物が十分に育っていないこの時期に乾燥した強風が吹くと、乾いた土壌が風に飛ばされて、時には見通しが効かなくなるほどの砂嵐が巻き起こります。

この砂嵐は、視界不良により交通の妨げになるほか、住宅に砂が入ってきたり、洗濯物が汚れたり、農家にとってもせっかく播いた種や肥料が飛ばされたりするなど、厄介なものです。

砂嵐同様に視界不良を起こす現象としては、濃霧や吹雪がありますが、これらについては、気象庁が濃霧注意報や風雪注意報、暴風雪警報などで注意・警戒を呼び掛けています。

しかし、砂嵐については、そのような直接的な注意報・警報はありません。

それでは、全く予測がつかないかというと、そういうわけでもなく、砂嵐が起こりそうな天気となる目安はあります。

まず、今日みたいな西風が吹きやすい気圧配置である場合、また、気象庁から乾燥注意報と強風注意報(又は暴風警報)が一緒に発表されているような場合には、砂嵐が起きやすいと思われますので、参考にしていだければ幸いです