私の住む町でも、今朝方は氷点下まで気温が下がり冷え込んだなと思っていましたが、北海道の陸別町では、なんと氷点下15.5℃まで下がったようです
この陸別町は、冬の寒さが厳しいことで知られる北海道十勝地方の内陸部に位置していて、「日本一寒い町」とも言われています。
実際に、冬期間の日最低気温の平年値を見てみると、1月が-20.2℃、2月が-19.2℃であり、すなわち1月~2月のほぼ毎日-20℃以下まで気温が下がっているということになります。
同じく寒さが厳しいことで有名な旭川市や帯広市ですら、1月、2月の日最低気温の平年値が-12℃ ~ -13℃であることを考えれば、いかに陸別町の寒さが厳しいかが分かります。
氷点下20度の世界を体感したい方は、ぜひ一度、1月~2月の陸別町に足を運んでみてください。
ちなみに、私は実家のある江別市で氷点下20度の世界を体感したことがありますが、まさに「なまらしばれるっしょ!!」という感じで、内地(本州)の寒さとは一味違います。ただ、そのような冷え込みの厳しい朝にはダイヤモンドダストやサンピラーといった美しい現象が見られることもあり、寒いのも悪くないなと思ったりもします
明日は前線を伴った低気圧が北海道に近づき南風が吹く影響で、北海道の冷え込みは少し和らぎそうです。
↑今朝6時の天気図(気象庁ホームページより)
冬型の気圧配置で、等圧線の間隔がやや広く、十勝地方では冷え込みやすい条件でした。
↑明日9時の予想天気図(気象庁ホームページより)