趣味の天気❄️🌸

天気の話題を通じて日々の暮らしに彩りを添えます♪

令和最初の大晦日は冬らしい天候⛄平成最初の大晦日は・・・

2019-12-31 18:16:11 | 日記

今日は朝こそ暖かかったものの、昼前から急激に気温が下がり、北海道や東北では、午後は吹雪模様となった所もありました⛄❄

令和最初の大晦日は寒さ厳しい冬らしい天候となりましたが、平成最初の大晦日はどうだったのか気になったので、気象庁のホームページで北海道・東北の主な都市の気温と積雪を調べてみました。

大晦日の最深積雪(令和元年は17時現在の積雪、単位:cm)
地点名 市町村 令和元年
大晦日
平成元年
大晦日
旭川 北海道旭川市 13 46
札幌 北海道札幌市 0 20
青森 青森県青森市 16 18
十和田 青森県十和田市 18 1
盛岡 岩手県盛岡市 5 10
秋田 秋田県秋田市 0 4
       
大晦日の最低気温(令和元年は17時までの最低気温、単位:℃)
地点名 市町村 令和元年
大晦日
平成元年
大晦日
旭川 北海道旭川市 -6.5 -12.7
札幌 北海道札幌市 -6.0 -8.7
青森 青森県青森市 -3.8 -3.0
十和田 青森県十和田市 -4.2 -3.6
盛岡 岩手県盛岡市 -1.8 -3.9
秋田 秋田県秋田市 -0.4 -0.7

見てみると、十和田を除いて、積雪は平成元年大晦日の方が多かったようです。また、気温も青森と十和田以外は平成元年の方が低くなっていました。平成最初の大晦日も寒さが厳しかったようです⛄

令和としては初の元旦となる明日の朝は、冬型の気圧配置が続くため、日本海側では雪模様となりそうですが、太平洋側は場所によっては初日の出が拝めるかもしれません

皆様どうぞ良い年をお迎えください

 ↑令和2年1月1日9時の予想天気図(気象庁ホームページより)

  冬型の気圧配置が続きそうです。


朝は今季最低、日中は11月中旬~12月上旬並みの気温になりました⤵⤴🌡

2019-12-30 21:18:41 | 日記

今朝方は、放射冷却現象等の影響で厳しい冷え込みとなった所が多く、北海道遠軽町生田原で氷点下20.2℃まで下がったほか、青森県十和田市で氷点下13.7℃岩手県盛岡市で氷点下7.1℃など、北海道や東北北部を中心に今季一番の寒さとなった所がありました

一方で日中は低気圧や前線に向かって南からの暖かい空気が流れ込んだため、遠軽町生田原で4.0℃(朝との気温差+23.8℃)、十和田市で6.3℃(朝との気温差+20.0℃)など、北海道や東北北部では11月中旬~12月上旬頃の気温まで上がった所が多くなりました

明日は寒冷前線の通過後、強い寒気が入ってくるため、朝よりも日中・夕方・夜の方が気温が低くなりそうです

また、場所によっては猛吹雪となるところもありそうですので、外出の際は十分に気を付けてお出かけください

 ↑令和元年12月31日9時の予想天気図(気象庁ホームページより)

  寒冷前線の通過後は強い冬型の気圧配置となる予想です。

 

 


北海道陸別町で今シーズン2度目の氷点下20度以下を観測❄🧤

2019-12-29 12:04:06 | 日記

冬型の気圧配置が緩み、雪は収まってきましたが、今朝は北海道の道東地方を中心に冷え込みが厳しくなりました

中でも、先月のブログでご紹介した十勝地方の陸別町では、-21.0℃まで気温が下がりました

しかも、-20℃以下を観測したのは、早くも2回目

ただ昨年の同時期は5回観測しているので、平年と比べると少ないのかもしれませんが。。。

暖冬傾向であっても、陸別町の寒さは健在のようです⛄

この先、年末年始は厳しい寒さになることが予想されていますので、どうぞ暖かい服装でお出かけください🧣

▼気象庁の週間予報はこちらから

 http://www.jma.go.jp/jp/week/


降水量☔と降雪量⛄

2019-12-28 20:24:57 | 日記

昨日の二つ玉低気圧による大雪に続いて、今日は冬型の気圧配置により大雪となった地域がありました

▼主な地点の24時間降雪量及び24時間降水量(気象庁ホームページより)

12/28 18時00分現在の24時間降雪量及び24時間降水量  
  都道府県 市町村 地点 24時間降雪量
(cm)
24時間降水量
(mm)
  秋田県 北秋田市 阿仁合(アニアイ) 31 16.0
  青森県 弘前市 弘前(ヒロサキ) 28 13.0
  新潟県 中魚沼郡津南町 津南(ツナン) 20 14.0
  長野県 下高井郡野沢温泉村 野沢温泉(ノザワオンセン) 18 10.0
  群馬県 利根郡みなかみ町 みなかみ(ミナカミ) 20 10.0
  北海道 石狩地方 札幌市南区 小金湯(コガネユ) 17 6.5
           
12/27の日降雪量及び日降水量      
  都道府県 市町村 地点 日降雪量
(cm)
日降水量
(mm)
  青森県 十和田市 十和田(トワダ) 29 29.5
  青森県 三戸郡三戸町 三戸(サンノヘ) 34 48.0
  岩手県 二戸市 二戸(ニノヘ) 35 48.0
  岩手県 盛岡市 盛岡(モリオカ) 16 22.5

両日を見比べてみると、冬型の気圧配置となった12/28は降雪量が降水量の約2倍の数値になっていますが、二つ玉低気圧が接近・通過した12/27は降雪量が降水量の1~0.7倍程度の数値になっています。

これには様々な要因がありますが、一つは両日の気温の差による積雪密度の違いがあげられます。詳しい説明は割愛しますが、12/27のように気温が0℃前後で雪が降る場合は水蒸気量が多いので湿った重たい雪になりやすく、逆に12/28のように気温が低い状況で雪が降る場合は水蒸気量が少ないので、乾いたさらさらとした雪になりやすくなります。そして、湿った重たい雪は、積雪面に対する圧力が大きいので、雪が沈みやすく(積雪密度が大きく)、一方乾いたさらさらした雪は、積雪面に対する圧力が小さいので、雪があまり沈まずに積もります。

アメダスの降雪量は1時間ごとの積雪量の差を基に算出しているため、雪がたくさん降っても、積雪面の沈みが大きければ降雪量は少なくなります。また、降水量は雪を溶かして水にしてから観測しているため、雪片に含まれる水分量が多いほど降水量は多くなります。

ちなみに、北海道のような極寒地域では、雪がうまく溶けず、降水量が0mmでも積雪が増加している場合もありますので、降雪状況の把握に降水量データを使用する場合は、注意が必要です。


青森や岩手では大雪警報が発表されました⛄

2019-12-27 16:39:53 | 日記

これまで暖冬小雪傾向が続いていた東北地方ですが、今日は低気圧の影響で、青森県や岩手県では大雪警報が発表され、内陸部を中心に大雪となりました⛄⛄⛄

▼主な地点の24時間降雪量(令和元年12月27日15時現在) 

順位 都道府県 市町村 地点 観測値 昨冬までの
観測史上1位の値
昨冬までの
12月の1位の値
統計開始年 備考
cm cm 年月日 cm 年月日
1 岩手県 岩手郡葛巻町 葛巻(クズマキ) 41 93 2002/01/28 87 2010/12/31 1984年  
2 青森県 青森市 酸ケ湯(スカユ) 38 98 1993/12/16 98 1993/12/16 1979年  
3 青森県 平川市 碇ケ関(イカリガセキ) 37 51 1991/02/02 44 1991/12/30 1979年  
4 群馬県 吾妻郡草津町 草津(クサツ) 33 80 2014/02/15 67 2003/12/21 1989年  
5 岩手県 二戸郡一戸町 奥中山(オクナカヤマ) 32 83 2011/01/01 83 2010/12/31 1979年  
岩手県 二戸市 二戸(ニノヘ) 32 75 2002/01/28 38 2010/12/31 1983年  
7 岩手県 八幡平市 岩手松尾(イワテマツオ) 31 70 2010/12/31 70 2010/12/31 1991年  
青森県 三戸郡三戸町 三戸(サンノヘ) 31 69 2002/01/28 41 1991/12/30 1983年  
青森県 十和田市 十和田(トワダ) 31 63 2010/03/10 34 2000/12/12 1983年  
10 岩手県 宮古市 区界(クザカイ) 27 66 2002/01/28 64 2010/12/31 1985年

※データは気象庁ホームページより

私も久々に雪かきしましたが、今日の雪は重たくて大変でした(*_*;

↑令和元年12月27日6時の実況天気図(気象庁ホームページより)

 今日は日本列島を二つの低気圧が挟むような形で接近・通過しました。

 俗に「二つ玉低気圧」とも呼ばれるこのような場合には、青森県や岩手県の内陸部を中心に大雪となることがあります。