趣味の天気❄️🌸

天気の話題を通じて日々の暮らしに彩りを添えます♪

青森市と新庄市の今冬の1cm以上の積雪日数(2月23日時点)⛄

2020-02-24 22:52:55 | 日記

昨日のブログで、青森市と新庄市の今冬は、平年の4割程度の降雪量であることを紹介しましたが、今冬は積雪日数(雪が積もっている日数)も記録的に少なくなっています

気象庁のホームページによると、両地点で今冬1cm以上の積雪が観測された日数(2月23日時点)は、青森市で69日新庄市で58日となっています。

両地点のこれまでの最少日数は、青森市で88日新庄市で84日ですので、今後の天候推移次第では、この記録を更新する可能性が出てきました。

雪が積もっていない場合、太陽光が雪に反射されず、その分地面が吸収する熱量が多くなります。つまり、雪が積もっている日数が少ないということは、地温が高くなりやすいので、植物や生物の動き出しが平年より早まる可能性があります

実際、先週末くらいから外で虫が飛んでいるのを目にするようになってきました。

来週3月5日は二十四節気の一つ「啓蟄」(けいちつ)です。

啓蟄の意味は「冬籠りしている虫たちが這い出ること」らしいですが、今年の東北地方は啓蟄を待たずに虫たちが動き出しているのかもしれません

 


少雪が続く北日本各地の今冬の降雪量⛄

2020-02-23 23:51:35 | 日記
来週で2月も終わりますが、北日本各地では、相変わらず雪が少ない状況が続いています。
気象庁ホームページによると2月22日現在の今冬の降雪量は、
北海道旭川市で、平年の62%の352cm、北海道札幌市で平年の74%の331cm、青森県青森市で平年の43%の241cm、山形県新庄市で平年の36%の226cmとなっており、南に行くほど雪が少ない状況が顕著になっています⛄❄
気象庁の週間天気予報を見る限り、来週も日本付近への強い寒気の流入はなさそうですので、今年は少雪のまま3月を迎えることになりそうです🎎

2月17日~18日は北と南で大雪に注意⛄⛄⛄‼

2020-02-15 21:52:39 | 日記

季節外れの暖かさと割と穏やかな天気がしばらく続いていましたが、明日以降は二つ玉低気圧と寒気の影響で荒れた天気となりそうです(画像は全て気象庁ホームページより)

今回は西日本を中心に強い寒気が流れ込む予想で、普段あまり大雪にはならない九州北部にも大雪に関する情報が気象庁から発表されています

また、今シーズン度々暴風雪に見舞われている北海道にも、再び大雪と風雪に関する情報が気象庁から発表されました

どちらの地方も場合によっては警報級の大雪となる可能性が示唆されています。

ちなみに九州北部の福岡県の大雪警報の基準は、12時間降雪量が平地で10cm、山地で20cmで、北海道南部の函館市の大雪警報の基準は12時間降雪量40cmとなっています。

今後の情報に注意が必要です


青森市と山形県新庄市の1月は記録的な少雪でした⛄⤵

2020-02-12 00:49:42 | 日記

先日(1月15日)のブログ記事で、北海道札幌市と青森県青森市、そして山形県新庄市はこのままいけば1月としては記録的に少ない積雪になるかもしれないとご紹介したところですが、その後、結局どうだったのか、遅ればせながら調べてみました(図表は全て気象庁ホームページより)

まず、各都市の1月の最深積雪の平年値と最小記録をおさらいすると、

 札幌市 1月の最深積雪の平年値:77cm1月の最深積雪の最小記録:33cm(1997年)

 青森市 1月の最深積雪の平年値:88cm1月の最深積雪の最小記録:31cm(1992年)

 新庄市 1月の最深積雪の平年値:101cm1月の最深積雪の最小記録:24cm(1972年)

となっています。

そして、今年の1月の各都市の最深積雪を見てみると、

札幌市は1月21日に39cmの最深積雪を記録しており、1月の最小記録とはなりませんでした。

次に青森市を見てみると、

1月1日の28cmが最深となっており、これまでの1月の最深積雪の最小記録である31cmを下回りました。

そして、山形県新庄市はというと、

1月2日の21cmが最深となっており、これまでの1月の最深積雪の最小記録である24cmを下回りました。

新庄市については、実に48年ぶりの記録更新となる記録的な積雪の少なさとなりました。

また、青森市と新庄市の1月の降雪量はともに56cmで、これまた1月としては過去最も少ない記録となりました。(青森市の平年値は225cm、新庄市の平年値は283cm)

札幌市では、2月に入ってからまとまった雪が降り、積雪も急増しましたが、青森市と新庄市では依然として雪が少ない状況が続いています。普段は、雪が多くて苦労している両市ですが、今年はまとまった雪を待ち望んでいる方もいるかもしれません


「弘前城雪燈籠まつり」が開幕した青森県弘前市では二日間で60cmを超える大雪に☃

2020-02-09 15:42:40 | 日記

春の桜で有名な青森県弘前市では、2月8日(土)に冬のメインイベント「弘前城雪燈籠まつり」が開幕しました

そして、先日の札幌に続いて、弘前でもイベントに合わせるように大雪となりました

(画像は全て気象庁ホームページより)

弘前市では、一時大雪警報も発表され、今日12時までの48時間降雪量は62cmと、過去の記録に迫るほどのドカ雪となりました。

そして12時時点の積雪も72cmとなり、一気に平年値(58cm)を上回る積雪となりました。

また、1月上旬は少雪傾向が続いていた八甲田山系酸ヶ湯でも積雪が一気に増え、12時時点の積雪は330cmと平年値(306cm)を超えています

一方で雪が多いことで有名な青森市では、積雪が30cm前後と平年値(80cm)より大幅に少ない状況が続いています。

あくまで、個人的な推察になりますが、今回は等圧線が南北方向に走る冬型の気圧配置となり、北~北西の風が吹きやすかったため、その風向きでまともに雪雲が入ってくる(雪雲が入ってくる方向に山地がない)弘前市で大雪になったものと考えられます。

なお、西風が吹きやすい冬型の気圧配置の場合は、逆に青森市で大雪になりやすく、弘前市ではそれほど降らないケースが多い気がします。

弘前市など青森県の津軽地方では、明日まで雪が降りやすい天気が続きそうです

 ↑ 2月9日9時の実況天気図