
1981年10月撮影 モスクワ
もう30年も昔になりますが、旧ソ連時代のモスクワ、レニングラード(現サンクトペテルブルク)に1週間滞在したことがありました。
その時の貴重な写真、早くデジタル化しなければと久しぶりにアルバムを開けると、、、、時すでに遅し。
色あせてひどいことになっております。
その中でかろうじて色が残っているものを選んでスキャンしてみましたが如何でしょう。
上の写真は、モスクワで撮った写真のなかで一番気に入っているもの。
マトリョーシカのようなおばさんと、たばこに火を点けながら歩いているおじさんがいい雰囲気です。
当時の手帳を見ると、スカーフを被っている女性が多いと書いてあります。
今はだいぶ緩和されたらしいけど、この時代は、撮影禁止の場所が多かったので、大丈夫かな、、、と内心びくびくしながらシャッターを切った覚えがあります。
カメラはキャノンF1です。
もう30年も昔になりますが、旧ソ連時代のモスクワ、レニングラード(現サンクトペテルブルク)に1週間滞在したことがありました。
その時の貴重な写真、早くデジタル化しなければと久しぶりにアルバムを開けると、、、、時すでに遅し。
色あせてひどいことになっております。
その中でかろうじて色が残っているものを選んでスキャンしてみましたが如何でしょう。
上の写真は、モスクワで撮った写真のなかで一番気に入っているもの。
マトリョーシカのようなおばさんと、たばこに火を点けながら歩いているおじさんがいい雰囲気です。
当時の手帳を見ると、スカーフを被っている女性が多いと書いてあります。
今はだいぶ緩和されたらしいけど、この時代は、撮影禁止の場所が多かったので、大丈夫かな、、、と内心びくびくしながらシャッターを切った覚えがあります。

写真・・・その時代の雰囲気をよく映していますね。
ちょうどその10年後、
姉が偶々モスクワに滞在していたとき、クーデターが起きました。
母から「なんとかしなさい」と電話がありましたけど、
あの時代、平時でもホテルには電話がなかなか通じませんでした。
ホテルには宿泊客しか入ることが出来ず、建物の外で見張っているいかめしい警備員に、
その都度、パスポートや宿泊票を見せる必要がありました。
ホテルのレストランでは、何を注文しても出来ないと言われ、
隣りのテーブルの人が目配せするので見たら、全員が同じもの、チキンサラダを食べているのでした。
それしか出来ないのなら、なんでメニューを渡すの?と驚くやらあきれるやら。
街中はいたるところ行列だらけ。
お昼時になんだか分からないけど並んでみたら、エクレアを一つ買うことができました。
とにかく食べ物に飢えていたことだけを思い出しますが、今となっては貴重な体験です。