アヒくるの通院日記

06.10月アヒくるはお星様になりました。07.2月カモあいもお星様になりました。07.5月4羽のアイガモが誕生!

初代あひる ダックンについて

2006年12月25日 | あひる
我が家に初めてアヒルがやって来たのが、2002年5月30日。
父が‘ダックン’と名づけてかわいがっていました。
順調に大きくなって、先輩のチャボ達と一緒に庭で遊ぶ毎日。
ボスチャボチャー君の後に付いて歩きまわっていました。
しかし1ヵ月半後、昨日まで元気に歩いていた足が動かなくなり、右の水かきが変形していました。
何処かに引っ掛けて捻挫でもしたのだろうか?心配になり、チャボを診てもらっている動物病院へ連れて行きました。
先生は水鳥は専門外と言うことでしたが、とりあえず診察をお願いしました。
レントゲン検査では異常が見られず、ダックンの状態から考えられるのは‘脊髄の異常による筋肉が萎縮する病気ではないか’という診断でした。
詳しい検査にはリスクが伴うと言うので、先生の判断にお任せして、治療を始めることにしました。
『成長期に発病したので進行は早いだろう。』ということでしたが、右足の麻痺から短期間で、両足、首と麻痺が広がりました。
少しでも進行を遅らせるために、使える筋肉は動かして、たんぱく質を多く摂取する食事にしました。
両足が麻痺して歩けなくなっても、水の中に入ると一生懸命に足を動かして泳いでいました。
首の筋肉が麻痺してくると、自分でエサをたべられなくなり 父が口元まで容器を運んで食べさせていました。
羽づくろいも出来ない、アヒ脂も身体に塗れなくなりました。
足の変わりに羽根を使って移動するので、羽根はボロボロ、手羽先の神経がでそうなほどすり減って、包帯で保護してもらっていました。
足に床ずれも出来、治療箇所がどんどん増えて、包帯だらけのアヒルになってしまったダックン。
それでも一時は元気になり、水の中で立てるようになりました。
しかし、10月になると 首の麻痺がひどくなり、エサを食べるのも大変なようでした。
時々、痙攣が起きるようになり、水に入ってもあまり泳がなくなり、『この秋一番の寒さ』とニュースで言っていた朝、ダックンは小屋の中で冷たくなっていました。
たった5ヶ月の短い命。そのほとんどが通院生活でした。

筋肉が萎縮して歩けなくなった 初代あひる・ダックン
生後4ヶ月で突然死した 2代目あひる・だぁちゃん
関節炎で長い間苦しんだ 3代目あひる・くるちゃん
3羽に共通する事は、先天性の異常でした。
ハンデを背負って生まれてきた3羽のあひる達が、我が家にやって来たのは偶然なのだろうか?


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5 コメント

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ここだから・・ (お天気情報)
2006-12-25 05:40:24
産まれてくる子どもは、空からどの親のところに産まれるか選んでいると尼さんの法話で聞きました。
親を選べないのではない「親を選んで産まれてくる」
と信じています。
ダックンさんのところに縁のあったアヒルさんたちはダックンさんのところを選んで降りてきたのだと思います。
その証拠に、ダックンさんはどの子にも、これ以上はできないくらい親身にお世話しているじゃありませんか。彼らは短い命と知っていてダックンさんのところを選んだ。
その短い命を精一杯、幸せに過ごすために
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上手くいえないけど・・・ (みかポン)
2006-12-25 10:53:56
偶然ではなく、必然だと思います・・・
私たちは、選ばれた親なのだと・・・
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今度は元気は子を... (ダックン2号)
2006-12-27 03:12:48
◆お天気情報さん...
 今度選んでくれるなら。。。 
 が~ちゃんのような元気な子に選んで欲しいなぁ。
 正直、通院生活疲れました。
 病気のアヒルを見ているの 辛くなってきました。
 どうしたら、が~ちゃんのようないい子に逢えるのかなぁ???

◆みかポンさん...
 みかポンさんも 初代平次くんの時から大変だったんだよね。
 うちと同じで、ポコちゃん、平次くん、そしてモモコちゃん、みんな病院と仲良しのアヒルさん達。
 大変だけど、頑張るしかないんだよね。
 でも、今度は最強の平次くんに逢いたいね!!
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私も・・ (もみまん)
2006-12-27 21:37:57
姉さんと妹と同意見です。
縁があって来たんだと思いますよ。
短い生涯でもめい一杯生きたから本人達は悔いは無いと思う。
悔いが残るのは人間なんですよね・・。
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やっぱり縁だよねぇ.. (ダックン2号)
2006-12-29 00:26:10
◆もみまんさん...
 どんなに一生懸命に世話をしても、つらい別れが待っている...
 みんな今度は元気なアヒルさんに生まれてくるといいなぁ。
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