ふるさとの情景2

日常のアレコレ

標高216mへのウォーキング

2013年09月26日 | 散歩道
小谷の集落にパン屋さんがあります。作りたてのほかほかパンを買いに時々立ち寄ります。

店の出入り口からフト山を見ると、今までなかったすき間ができているではないですか。

ここは但東町小谷区で、その小高いピークは 京川城跡  のあったと言われる場所。何度か歩いています。

城跡と言っても有子山城跡や竹田城跡などの石垣を積んだいわゆる近世城郭ではなく、それ以前の土城の中世城郭の跡。

但馬にはこの様な中世城郭は200を超える位あるそうです。





最近、小谷区の行事としてこの城跡を整備されていることを聞いているので、更なる整備作業が入ったのかもしれません。

そんなに時間のかかる場所でもないので、散歩のつもりで歩いてきました。 この案内看板は要点が明記されよく分かります。

岩本神社に向かう173段の石段には二つの鳥居があります。急な石段ではないのですぐ上がれます。

これが岩本神社。173が苦しい人にはここまで車が入れる道があります。

 


社の横から山道に入ります。最近新しい遊歩道が整備されましたが、私はいつも旧の尾根を歩きます。

 


パン屋さんの前から約18分、神社より約14分で城跡到着です。なんと早い足取りのおじぃさんなんでしょうか。



この前に来たときに比べて・・・ 城跡の看板、休憩の椅子が新設されていました。東床の尾と法沢山方面の展望ができるよう伐採されていました。

ここは多くの曲輪はなく、ほぼ円形の規模の小さな単郭なんでしょう。専門家ではないので偉そうな事は言えませんが、
たくさんの曲輪や竪堀、堀切、切岸はなく地域住民を抱え込む縄張りでは無さそうです。すぐ近所にある沢田城跡や河本城跡とは
タイプが異なるように思われます。

小谷の集落です。



東床の尾山、かなとこ山が見えます。



法沢山方面です。



そして目の前は東里ケ岳。



伐採で展望がよくなった分、主郭跡は明るくなりました。

紅葉シーズンの景観はまだ見ていません。また春はどんな花木の観られる道なのか、楽しみな散歩道です。


国道426にも看板があります。そこからもすぐの所です。地形図です→ 



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