宇宙船シャングリラ 【もう一つの日本神話】

日本人青年が趣味で、東側諸国の関連の情報を取り上げる。

韓国とロシアで防衛協力構想が持ち上がる。

2012年03月18日 18時00分37秒 | ロシア連邦
北朝鮮と事実上の経済協力国たるロシア連邦政府が、なんと北朝と関係が最悪に成った筈の韓国(南朝鮮)政府と、
防衛協力の準備が有るのだと言う。
韓国とロシアは現在、経済協力が深化している。
ロシアは中国・台湾とも繋がりは深い。


だが、華人が台頭しすぎると、ロシア人の商売が全部もって行かれる可能性がある。
なので中国系企業とライバルに成って欲しい勢力を求めている。
それが日本と韓国なのだろう。
プーチンは中華系経済の台頭は脅威だと考えているらしく、中国台湾系企業の対抗馬に日韓系企業を選んでいるのかもしれない。


ロシア・韓国 防衛協力発展の用意

12.03.2012, 10:23
今週ロシアと韓国はモスクワで、両国関係史上初めて、軍事領域での協力と地域安全保障に関する交渉を行う。
 イオンハップ通信が韓国国防省の声明を引用して伝えたところでは、15日モスクワに、韓国のリム・グヴァンビン戦略問題担当国防次官が到着する。次官は、アナトリイ・アントノフ国防次官と朝鮮半島の安全保障状況について意見を交換するほか、両国の軍事アカデミーへの士官の留学や軍事技術領域での協力などロシアと韓国の二国間協力問題についても話し合う。 ロシアは、ソ連が負った債務の支払いとして、すでに1990年代から韓国に、戦車やヘリコプターを供与してきた。一方韓国政府が、ロシアの対空防衛システムS-300の獲得に関心を持っていることはよく知られているが、韓国政府は、韓国の兵器市場に競争相手が出現するのを望まない米国の圧力のもと、そうした意向や、そもそもロシアとの軍事技術協力拡大を放棄せざるを得なかった。 



北朝鮮の労働党と人民軍は今、李明博反民族政権を倒すための打倒南韓のプロパガンダを白熱させている。
なのに、韓国と経済的・軍事技術的な連帯を結ぶのは少し異例かもしれない。

ちなみに、ロシア政府は日本の鉄道技術・機械技術を求めている。シベリアの近代化には、日本の技術が必要なのだ。
これは中国も同じ。ロシアと中国大陸には、日本製を求める声が強く、市場が有る。
シベリアに新幹線や輸送列車を走らせたいロシア政府としては日本の技術力が必要なのだ。

前も書いたが、「日中露経済協力」で日本は職人精神を武器に勝負して欲しい。
いい加減、アメリカ追従を止めて、対中・対露技術提供、そして外注を止めて自国の労働者保護をやって欲しいところ。
(少し矛盾してるかな?)



妄想を語らせてもらうと、プーチン勢力は南北朝鮮とパイプを深くして、
アジアにおける影響権・覇権を確保しようとしているのかもしれない。


韓国は事実上、日本と同じくアメリカの衛星国だ。
日韓はアメリカを兄の国と仰いで、頭を下げ続けて来た。
台湾では既に親中派の馬英九が勝利した。
韓国をロシアが抱きかかえたら、米国の覇権の失墜は進むだろう。

日本の野田内閣は対米追従だが、日本政府は機能不全なので役に立たない。
プーチン次期大統領にはぜひ、アジアでの影響権拡大を目指して欲しい。

NATO価値観はもう飽きた。