藍着堂 三宮店より更新させて頂きます。
インフルエンザが流行っているそうなので皆様、ご自愛下さい。
本日は、僕の家の近くにある、パン屋さんのお話をさせて頂きます。
このパン屋は家族経営をされているようで、とてもこじんまりとしてパンを焼くニオイが店全体を覆うぐらい、
こじんまりとしています。
時々、パンを買いに行くのですが、今までは奥さんらしき方と奥で旦那さんらしき方がパンを焼いています。
レジはもっぱら奥さんで、僕もこの2人しか会った事がなかったのですが、
昨年末にお店に行った時に、明らかに子供の声で
「いらっしゃいませー。」
と聞こえました。
何度となく店に行っていますが、今まで聞いた事のない声だったので、少しビックリしました。
その声の主はこれも恐らくなんですが、このご夫婦のお子さんだと思います。
ちなみに、女の子(小学3年生ぐらい)で子供用のキッチンキャップをかぶり、コック服らしき物を着ていました。
どうやらお手伝いをしているらしく、パンを掴むトング、トレイを拭いたり、パンを個別の袋に入れたり…
その手伝う姿が、やらされている感は全くなく、寧ろ自分から進んで仕事を手伝っています。
関心しました。
お金を払い、パンをいつもはカウンターから渡されるのですが、この日はこの子が、
カウンターをわざわざまわって、手渡しをしてくれました。
たかだかパンを買うだけですが、少しホッコリした瞬間でした。
あれこそまさに看板娘だと思います。