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STUDIO D'ARTISAN 吊り編みインディゴカーディガン

2016年10月22日 | 新商品入荷
こんにちは!梅田店大藤です。

本日ご紹介の新商品は ダルチザンさんから吊り編みシリーズ第三弾です。
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『STUDIO D'ARTISAN』
(スタジオ・ダルチザン)』
9790-吊り編みインディゴカーディガン
 

 

世界が注目する和歌山の「吊り編み機」。

世界の中で唯一和歌山県で稼動している「吊り編み機」と呼ばれる筒状に生地を編み上げる旧式の編み機。

60年代までは、この吊り編み機によるカットソーが世界的にも主流でしたが、「1時間に約1メートル」という生産効率は「大量生産」「大量消費」という時代の波に押され、徐々に時代遅れの技術とされていきました。

しかし、近年、その価値はあらためて再評価され、「セルビッチデニム」と同じように「吊り編み / TSURI-AMI」は世界で最も品質の高いファブリック(生地)であると認識されています。

この希少な生地を、ダ・ルチザンでは同じく古きよき時代の名機「ユニオンスペシャル」による4本針フラットシーマで縫製し現代のヴィンテージを生み出しています。

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吊り編みに限らずインディゴ染めのスウェットは、できた製品自体をインディゴで染める「後染め」が一般的。ジーンズと同じ様に「先染め」したインディゴ糸で生地を編むと、インディゴの繊維が空気中に飛散し、工場内の他の製品に付着してしまうことから、これまで実現は不可能とされてきました。
 
しかし、「不可能」という言葉にクラフトマンシップの火を燃やしてしまうのが職人というもの。ステュディオ・ダ・ルチザンは、和歌山の「吊り編み工場」の職人たちと「職人工房」タッグを組み、この無謀なプロジェクトに挑みました。
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「吊り編み機」にインディゴの糸をセッッティングした場合、機械自体にインディゴ染料が付着してしまい、それ以降インディゴ以外の糸がかけられなくなるという問題が浮上する中、職人工房と和歌山の職人はこのプロジェクトのために数に限りがある希少な「吊り編み機」を1台まるごとインディゴ専用機にし、インディゴの繊維が飛散しないよう完全隔離体制のなか、世界初となる「インディゴ吊り編みスウェット」を完成させました。

吊り編み機工場のようす
 
 
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1979年に創業しレプリカブランドの パイオニアとして現在に至る。
モノ作りを原点に、さまざまなアイテムを世に生み出してきた。
手間と時間を使い、魂のこもったアイテムを 作り続ける ブランドです。

ぜひ店頭にておためしくださいね。
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