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Buzz Rickson's ウールメルトン スカピーコート

2017年11月12日 | 東洋エンタープライズ
こんにちは!梅田店大藤ですよ!
東洋エンタープライズさんの2017ウィンターコレクションのご紹介です。
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Buzz Rickson's 34オンス・ウールメルトン スカピーコート BR13879

防寒性に優れた厚手のメルトンウールを使用し、
1900年代初頭からほぼ変わらぬ完成された外観を持つピーコートは、
米海軍下士官達からも絶大な支持を得ていた。
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【ピーコートの歴史】
現在では冬のファッションの定番として広まっているピーコートも
元をたどれば海軍が着用としていたミリタリーウェアであり
ミリタリー基準にのっとった堅牢な造りと高い防寒性を誇るコートです。
このピーコートの原型は、18世紀には存在していたとも言われています。
名称はオランダ語の"Pij jekker(ピージャッケル)"を英語にした言葉で
"Pij"が荒い毛織物、"jekker"がジャケットを意味しています。
ヨーロッパの軍隊でもピーコートは採用されていましたが、
アメリカ軍がピーコートを正式に採用した詳細な時期は不明だが、
第一次世界大戦当時にはすでに服装規定書に掲載されていた。
襟が大型なのは海上で作業する際、襟を立てて顔を覆い、強風対策を十分に確保できるように設計されている。
このような重厚なピーコートは、1930年代以降は見られなくなり、軽量化が進む。
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このピーコートの背面に刺繍された米海軍護衛艦USSコレヒドール「CVE-58」は朝鮮戦争時、
パナマ運河を通過して兵員と貨物を朝鮮半島の国連軍に5回送った。
その際に乗員が日本に立ち寄り、個人でカスタムオーダーした特別なものである。
オリジナリティーに溢れる一着を作ろうと目論んだ下士官は、横須賀基地にあるネイビーエクスチェンジ内のテーラーに持ち込み、刺繍入りのピーコートを仕立てたのであった。
当時から横須賀の街には、卓越した手振りの刺繍技術を持つ刺繍店が数多く点在しており、
日本へ駐在した米兵達はこぞって刺繍店へと足を運んでは スカジャンやスコードロンパッチをオーダーしていた。
その背景には為替相場が1ドル=360円であり、彼ら兵士からすれば非常に安価で刺繍を施すことができたのも魅力の一つであった。
豪華でオリエンタルな和柄を全身に刻み込んだ異端児的存在とも言えるこのピーコートは、
他人と一線を画すのは明らかであり、刺繍の豪華さと同様に着用する兵士の優越感も相当なものであっただろう。
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素材
表地:ウール90% ナイロン10%
裏地:コットン57% レーヨン43%
刺繍部分:レーヨン100%
カラー:ネイビー
価格
 
79,000円 (税込 85,320 円)

ぜひ、店頭にておためしくださいね。
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                  げっと!