昭和・平成・令和・さわやかに老いる日々

朝元気に目覚め、食べたいものを食べ、行きたいところに行き、会いたい人に会えることに感謝です。

ジャポネーズ・ガランチード

2024-06-20 11:45:53 | 日記

           

「ジャポネーズ・ガランチード」これは、ブラジルにおいて「日本人なら間違いない」と言う意味の言葉です。明治以降、ブラジルへと渡った日本人は、勤勉・工夫・挑戦・協力し合う心をもってさまざまな困難を乗り越え、ブラジル社会に貢献してきたことが、その姿が、日本人への信頼を高めていったのです。私が生きる指針としてる本に記されてます。

「ジャポネーズ・ガランチード」と言われた所以は、当時の日本人が、世の為人のためとの思いが、その心が日本人の先人方には染み透って居たのだと思います。

大正生まれの実家の父が若かりし頃、ブラジルに行く事を希望しましたが、祖父が許してくれなかったと聞いた事が在ります。

父は、当時ブラジルに渡った人達の「世のため・人のため」の精神が、今の日系ブラジル人の成功に繋がってると思うと何時も話してました。戦後の日本人の休む事無くの働きが、今の経済の発展と平和につながってるとも、そして楽をしようと思った時から、堕落が始まると言ってました。

社会的な仕事を辞してから病で倒れる迄、畑を耕し種をまき野菜を育て、桜やコスモス畑の手入れをし花をめでて、常に働いてました。何時も人は世の中のお役に立つために、この世に生を受けたのだからと言ってました。

            

 教育勅語の十二の徳目
 (現代に分かり易く解説)

1・孝  行 親を大切にしましょう。
2・優  愛 きょうだい仲良くしましょう。
3・夫婦の和 夫婦仲睦まじく、助け合いましょう。
4・朋友の信 友達は互いに信じ合いましょう。
5・謙  遜 自分の言動を慎みましょう。
6・博  愛 すべての人にやさしくしましょう。
7・修学習業 勉学にはげみ職業を身につけましょう。
8・智能啓発 知識を養い才能を伸ばしましょう。
9・徳器成就 人格の向上につとめましょう。
10公益世務 世のため、人のために仕事に励みましょう。
11遵  法 ルールを守りましょう。
12義  勇 正しい勇気をもって国の為に真心を
       尽くしましょう。
    
他界した父は、明治天皇が示された「教育勅語」を、何故今の教育に取り入れられないのかと何時も疑問に思ってたようです。「教育勅語」私も調べましたが、とてもよい徳目を示されてます。私はここで何度も述べてますが、「人の・世の中のお役に立つ」このことが、人間性を培う基本ではないかと思って居ります。

            

「ジャポネーズ・ガランチード」の姿勢は、日本人がブラジル人の、ブラジルの社会のお役に立つ仕事をしたからこその称賛される言葉の所以だと思います。

         

今の日本社会はどうでしょうか?。世の中で、家庭内で起きてる、昔では考えられない事件は、人様と家族と会話をしない事で、意思疎通とコミュニケーションが取れてないことが要因だと思います。今の日本社会、家庭でも、学校でも、会社でも、スマホ・パソコン・AI を重視し、人間としての、優しい・温かい・思いやりの心を失いつつあるように思います。また倫理観や道徳心を軽んじる世の中になってるようにも感じてます。

        

本来は、世の中のすべての人が、互いに精神的な心づかいをすることで、平和で平穏な生活が出来るのですから、「世のため・人のため」にを合言葉にするくらいの社会であってほしいと思って居ります。

         

「ジャポネーズ・ガランチード」日本人として誇りに思う、最高に称賛される言葉です。幸せの度合いは人それぞれですが、人様に誇りに思われ、称賛されること、人としてこれ以上の喜びと幸せはないと思います。

今日も一日笑顔で感謝して過ごせますように!!


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