今、世界中から観光客が日本を訪れ、食べ物が美味しい、街がきれい、様々な称賛の声を耳にします。実際の今の日本社会の姿は、以前に比べると道徳心や倫理観は失せ、何か不気味で危険を含んでいて、コミニュケーションが取り辛い社会になりつつあるように感じてます。
以前アメリカの「ルーツ」というテレビドラマが世界中で大ヒットしました。黒人少年を始祖とする、親子三代黒人奴隷の物語で、日本では1977年10月(Wkipedia )7日間連続放映され、大きな話題になり、わたしも毎日欠かさず見てました。
ルーツのドラマをきっかけに、アメリカの心理学の学者が、犯罪者のルーツを調べると、犯罪者の家族16代さかのぼっても、同系家族の中から犯罪者が絶える事はないと言う事を知り、何処かの代でその流れを断ち切る事が求められてると、研究結果を発表されてた記憶が在ります。
何故ここで私がルーツを取り上げたかと言うと、日本社会で今起きてる様々な犯罪の後ろに、犯罪者だけでなく、その家族や子々孫々にまで影響を及ぼすことを考えると、安易な金儲けや憎しみだけで、簡単に人を殺めてはいけないことを知って、自分の行動言動に責任の持てる大人になって欲しいと思ってるからです。犯罪者が「ルーツ」の事を知った時、自ずと理解できると思います。
今話題の「ガーシ―」さんですら、実家の母親の所に捜査が及んだ時、テレビの画面で涙を流す姿を見て、この人にも人の血は流れてると思いました。母親や家族に心配や迷惑を掛けるようなことをしてはいけないと言う事だと思います。
皆が、家族を大切に思うのでしたら、犯罪は起きないと思いますし、悪のルーツを自分の代で起こさない事だと思います。
日本が世界に誇れる、思いやりの心、優しさや心遣いを持ち広め、気高く品性ある日本人で在って欲しい、美しい街や山々等を、世界中の人々が安心して日本を訪れ、心から楽しんで癒されてほしいと思って居ります。