こんにちは、横浜元町のドイツ足の健康館 赤い靴です!
今日は「足のトラブル 踵の痛み(足底腱膜炎・踵骨棘)」についてお話します。
実はかなり多くの方がこの症状に悩んで当店にご来店されます。
病院で診てもらってくる方もいらっしゃいますし、どこへ行けばいいのかわからない、ということでお店に来るかたもいらっしゃいます。
踵の痛みの原因はいくつかあるのですが、ここでは代表的な足底腱膜炎(踵骨棘)についてご説明します。
■足底腱膜炎(踵骨棘)はどんな症状?
よく言われるのが朝一番の歩きだしで、踵の裏に痛みを感じる、というものです。
少し歩くと落ち着いてきて、また夜寝るころになると痛みを感じる、といった方が多いです。
ただひどい人は一日中、歩くと痛いという方がいます。
手で押すとわかるのですが、踵全体ではなく、実は結構踵の裏の少し内側が痛いことが多いです。
■足底腱膜炎(踵骨棘)は何が原因?
少しいつもより歩きすぎたり、長時間立ったりすることをきっかけに痛みがでることが多いです。あとは体重の増加も関係があります。
足底筋膜という足趾の付け根から踵の付け根まで足裏全体を支えている筋肉の膜が、強い上からの負荷で引っ張られることで、踵に筋膜の付け根の部分が炎症を起こして痛みを発生すると言われています。中には筋膜が引っ張られてできた隙間に骨(骨棘)を形成する場合もあります。
やはり若い人よりも中高年に多いのは、筋膜が年齢とともに固くなってくるため、引っ張られて傷つきやすくなる、ということでしょうか。
■足底腱膜炎(踵骨棘)の靴選び
病院で注射を打ってもらう方もいますが、足底腱膜炎(踵骨棘)にはオーダーインソール(足底板・中敷き)が有効です。
当店も病院を訪問させてもらっていますが、この症状でインソール(足底板・中敷き)を作ることは非常に多いですし、すぐに楽に感じてもらうことができます。
原理としては、土踏まずを少々固い素材でしっかりと持ち上げることで、踵にかかる負担を軽減します。
ただそれだけでは不十分で、やはり痛い所をポイントで柔らかい素材に変えてあげることが重要です。
この場所は、人によって異なりますので、正確に狙いうちする必要があります。
こうしたオーダーインソール(足底板・中敷き)は少々厚みが必要になりますので、やはり中敷きのスペースがあるドイツ系健康靴がおすすめです。
またできれば若干ローリングしている靴だといいですね。
■足底腱膜炎(踵骨棘)は治る?
お医者さんではないので簡単に「治る」と言ってはいけないのですが、基本的には炎症を起こして痛いので、炎症が治まれば痛みは出にくくなります。
医学的に考えられたインソール(足底板・中敷き)を入れると、患部に体重がかかりにくくなるため、歩きながらでも足が休んでいるような状態になります。
すると徐々に炎症が治まり、強い痛みがひいていくことが多いです。オーダーインソールを作って一年以上するとほとんどの方が痛みは治まっている印象です。
ということで今日はこの辺で・・・。
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