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黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

日米地位協定の見直し

2017-08-09 17:22:23 | 日記
江﨑北方沖縄担当大臣が「日米地位協定は見直さないといけない」と発言した件でメディアが連日騒ぎ立てている。
この発言に関しては、スゴク真っ当なことを言っており非難するのはおかしい。
独立国家間の協定がこれ程までに不平等である事に疑問を持たない日本国民がいるとすればその事の方が非難されるべきである。
オーストラリアで墜落したオスプレイの事故を受け、菅官房長官は「自粛要請は運用上必要な場合を除く」と条件をつけた上で申し入れしたという事だ。
むしろこの菅官房長官の卑屈な態度の方が日本という国を貶め、世界から嘲笑される原因を作っている。
協定では夜10時以降の飛行を禁じているが、米軍が守った試しはない。それも「運用上必要な場合を除く」という条件がつけられている。
協定はあってないようなもので、全てが米側の都合のいい解釈が出来るよう作られている。
この協定の存在自体が、沖縄に基地を押し付ける現状を作り出していると言える。
日本政府はこの屈辱的地位協定の見直しを米側に迫ったことは一度もない。
腰抜けなのだ!
その中で、地位協定の見直しに個人の意見とはいえ言及した江﨑大臣を物言わぬ日本人が責められるのか?
安倍自民党がクズだからと言って、何でもかんでも攻撃すればいいと考えるのは愚か者である。
今回の件で一番の問題は、江崎大臣に事務方がメモを差し込んで発言を制限したことだ。
これは、大臣が官僚の言いなりで動いていることを露骨に証明して見せた。
恥ずかしい話だ。
これで、内閣改造したところで何も変わらないことを国民が再認識し、今後も安倍政権の支持率は上がらないであろう。
形だけ取り繕って根っから反省しない政権はこうやってボロを出し続ける。

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