北朝鮮ミサイルに関する異常すぎる報道姿勢

北朝鮮がまたもやミサイルを発射した。
日本の上空を通過し、日本の領海外の太平洋上に落下したと発表された。
Jアラートが鳴り、テレビでは赤と黒の文字でミサイル発射を伝え、大声で避難を呼びかけていた。
「建物の中に逃げてください！！」
「外にいる人は地面に伏せて頭を押さえてください」
「車に乗っている人は、ガソリンに引火する恐れがあるので、車から降りて離れた所へ逃げてください！」
「建物の中にいる人は窓のない部屋に避難してください！」
「繰り返します！！……」
「とにかく落ち着いてください！！！」

……って、お前が落ち着けよ💧

話を聞くと、国民は比較的落ち着いていた。
アメリカの反応もスゴク遅かった。
騒いでいるのは日本のマスメディアと官邸だけで、示し合わせたようなわざとらしささえ感じられた。
特にフジテレビは、大騒ぎするアナウンサーの大声と、周りの局内の喧騒をわざとらしくマイクで拾って流し、演出にも相当力を入れていた。
今回のミサイル発射は想定内であり、報道の様子も準備万端、リハーサル済みの感じを受けた。

しかし…
これだけ騒ぐ割に、迎撃の動きも全くなかった。
あれだけミサイルの脅威を訴えて各地に配備した迎撃ミサイルは、それならいったいいつ使うのか？？
「今回のミサイルは高度が高過ぎて、大気圏内で爆破するならば日本に被害はないので迎撃の必要性はなかったから、行動しなかった」
とコメンテーターは喋ってたが、そうであるなら、今朝のJアラートに始まる一連の騒ぎは矛盾してないか？

日本に被害が及ばないことは予め知ってたから自衛隊による迎撃行動は不要だった。
ならば、危険性がないのを知っていたのに大騒ぎして国民を動揺させる意味は？？

国連の決議を受けて北朝鮮が反発するのは必至だった。
「国連決議に対する報復であり許し難い」
とコメントする人が居たが、国連決議が報復を招くことは想定内ではなかったか？
言い換えると、
「北朝鮮を刺激するために、日米は強い圧力をかけるよう、国連で訴えた」のだ。
どう見ても、平和的解決に向けて努力する姿勢は、北朝鮮だけでなく、日米にも無いように思える。

アメリカは、つい先程、発射から4時間余り経ってから、声明を発表した。
「今回のミサイルは、アメリカ本土はもちろん、グアムにも全く脅威となるものではない。危険性は全くない！」と。

ほら、また北朝鮮を煽る行動に早速でた。
そして、アメリカの眼中に日本は無い。
日本の安全は、アメリカにとって無関心事でしかない。