今年のテーマは「新」！～第51回さっぽろ漫画人協会忘年展@らいらっく・ぎゃらりい～

本日は大通西2丁目「ほくほく札幌ビル」1階にある「らいらっく・ぎゃらりい」で開催中の「第51回さっぽろ漫画人協会忘年展」の鑑賞です。

すでに師匠（と呼ばせていただきている方）のブログやNHK番組はじめ各種メディアで紹介されていますが『これを見なくちゃ一年が終わらない！12月恒例の忘年展』ですので後追いながら今般出かけてきました。今年の統一テーマは「新」です。

新年早々の能登半島地震から始まった2024。パリ五輪の新種目、大谷選手の新記録、新紙幣や新総理などなどありました。約10名のプロ・アマ漫画家による社会風刺ひとコマ漫画、川柳画、似顔絵など約50点を展示します。

まずは「新」をテーマとする作品。

師匠のブログでは自ら選定されたベスト５の作品を紹介されていました。大体同じような印象で上掲の大谷翔平選手の作品は会場でも見入っている人が多いように感じました。やはり「新」溢れる異次元の存在感です。大山宏美さんの作品です。

次に存在感を感じたのが陸上女子やり投げのオリンピック・チャンピオン北口榛花選手を描いた三田真琴さんの作品。人気の「新」女王です。

続いて川柳画の部門です。政治ネタも含めて時節柄の話題が多いのは忘年展ならでは。

佐藤理恵さんの作品「ハラハラで 何も言えない しゃべれない」。現役時代の昭和の職場は今では考えられないパワハラ職場でした。『ふてほど』の世界です。

佐藤理恵さんの作品「高齢者 注文できず 払えない」。

いわゆる「闇バイト」関連の「闇深しホワイト案件黒く見え」。さっぽろ漫画人協会の竹内聡子会長の作品。最近の詐欺メールの巧妙さに驚くばかりです。

大山宏美さんの最近の諸物価高騰を取り上げた作品。

岩山靖子さんの追悼作品。「まことちゃん」（？）が似てませんが楳図かずお先生の作品はリアルタイムで楽しみました。『笑い仮面』が愛読作品の一つです。

同じく大越やよいさんの作品。「浜ちゃん」ですよね？

三谷美江子さんの作品。

「自由作品」の展示。

多くの人が注目する大山宏美さんの作品。他のコーナーでも石破総理が取り上げられていますが『軽い』扱いです。最近の国会答弁などを聞いていると政策通で討論に自信が伺えますが初動が不味かったようです。

同じく佐藤理恵さんによる米国の「新」大統領。本来的には日本経済には共和党政権の方が良いはずなのですが新しい米国を応援した日本人も多かったでしょう。以上で鑑賞終了です。

なお「さっぽろ漫画人協会」では会員を募集しているそうです。

「ほくほく札幌ビル」。

「大通公園」で開催中の「2024 ミュンヘン・クリスマス市」は12月25日（水） までです。

「第51回さっぽろ漫画人協会忘年展」

期間： 12月10日(火)～12月16日(月)
時間：12:00～16:00
★7:00～22:00はガラス越しでも鑑賞できます
場所：「らいらっく・ぎゃらりい」
（札幌市中央区大通西2、ほくほく札幌ビル1階 ）

公益法人「道銀文化財団」事務局
札幌市中央区大通西4丁目1番地 道銀ビル別館8階
TEL (011)233-1029 ／ FAX (011)221-0481
地下鉄大通駅出口9より徒歩1分
市電西4丁目停留所徒歩1分
事務局営業時間　平日9:00～17:00
（土・日・祝・銀行休業日は休み）
https://dogin-bunkazaidan.org/gallery.html

（２０２４．１２．１３）