本日は「らいらっく・ぎゃらりい」(ほくほく札幌ビル1階)で開催中の札幌帆船模型同好会主催「第34回 帆船模型展」の鑑賞です。 “古き良き時代のロマンを感じながら、紺碧の海に帆をいっぱいにひろげて航海する雄大な帆船の姿を夢見る…”。そんな会員の皆さんによるスペインや英国、ドイツなどの往年の名船を忠実に再現した17隻の模型を展示します。
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「らいらっく・ぎゃらりい」の入る「ほくほく札幌ビル」。北陸銀行・北海道銀行などを傘下に持つ「ほくほくフィナンシャルグループ」のシンボルタワーとして本年2月に竣工した新しいオフィスビルです。
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その1階ロビーの「らいらっく・ぎゃらりい」。北海道銀行が本店を置いていた現在再開発工事中の「道銀ビルディング」から移転し明るく綺麗なギャラリーになりました。
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「第34回帆船模型展」の主催は道内で唯一の木製帆船模型を製作する団体「札幌帆船模型同好会」。1980年創立でメンバーは10人で今回の展示では前回より7隻増やし17隻の緻密な作品が展示されています。
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会場の展示風景。
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会場で配布された出品作品一覧(部分)と解説。帆船模型の歴史は古く17世紀ごろに王族や貴族らが実際に帆船を建造する際の検討用に作られたものが始まりとか。本物を50分の1、100分の1などの縮尺で型どり何枚もある図面を見ながら部材を接着させて船体を作るそうです。
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スペイン船籍の15世紀の船「ピンタ」。元木孝一さんの自作で縮尺1/90。
15世紀末に活躍したスペイン船でコロンブスが新大陸に向けて最初の航海に際して率いた3隻の船団の1隻である。横帆を帆装に持つキャラベル船で、排水量はおよそ80トン程度であった。武装は自衛用の旋回砲数門程度と思われる。
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同じく1492年のコロンブスによる初の大西洋横断航海の時に使われた3隻の帆船のうち最大の船の「サンタ・マリア」と「ニーニャ」(元木孝一さん自作)。
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北欧9~11世紀のヴァイキング船。岡田聡さん作で縮尺1/62。
ノルウェーで1880年に発見されたヴァイキング船の典型。竜骨は1本のオーク材で出来ており舷側には必要に応じて厚さの異なる1枚の船側板が鎧張りに張られ重なった部分は鉄のリベットで結合されていた。喫水は浅く、川の遡上や襲撃時の乗下船、略奪後の素早い逃走も容易だった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a0/422d670765d86de99adb79274e41d902.jpg)
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中には制作途中の作品で内部構造が判るものも展示されています。柴田雄吉さんの自作でイギリス船籍の軍艦「ベローナ」。縮尺1/72。
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イギリス船「HMS ヴィクトリー」。相内宣宏さんの作品で縮尺1/84。。
1805年にトラファルガー海戦で活躍したネルソン提督の旗艦。104門檻。1765年進水~1812年退役。1922年からポーツマスで記念艦として展示されている。
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島田了司さんの自作でイングランド王国船「ゴールデン・ハインド」。縮尺1/72。
1557年に南米のスペイン植民地攻撃のためにイギリスを出帆した旗艦で、その時点ではペリカンと名付けられていたが、のちに紋章にちなんでゴールデン・ハインドと改名 した。
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佐藤嘉洋さんのスペイン船「サン・ファン・バウティスタ」。縮尺1/72。
ガレオン船で乗組員84人、戦闘員149人、スペインとイギリスの海戦で負け、スペインに帰還した54隻の一隻。 日本では1613年に支倉常長らの遣欧使節団を派遣するために伊達政宗によって復元されローマを目指した。
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高橋進さんの1/40の作品、1675年ドイツ船籍の「ベルリン」。縮尺1/40。砲門まわりや船体後部の飾りなども忠実に再現、細かな技術に驚かされます。
砲18門搭載のフリゲート艦。17世紀当時は、造船技術においては、オランダが他のヨーロッパ諸国に比べて一歩も二歩も先んじていた。そこでドイツがオランダに建造を依頼した。
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富山亜男さんの1639年フランス船「ラ・クロンヌ」。縮尺 1/100。
17世紀初頭の大型軍艦は軍事的威力より、むしろ国威を誇示する目的で華美な装飾を施したものが多い。この船もイギリスの象徴たる100門艦 『ソブリン・オブ・ザ・シー ズ”に対抗して、やや小振りだが高性能で豪華な船として建造された。
以上で鑑賞終了。今年も大変な労作を楽しませていただきました。ありがとうございます。
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「大通公園」では札幌の冬の風物詩である「さっぽろホワイトイルミネーション」の準備が進められていました。
札幌帆船模型同好会「 第34回 帆船模型展」
期間: 11月5日(火)~11日(月)
時間:10:00~18:00 最終日は15:00まで
場所:「らいらっく・ぎゃらりい」
(札幌市中央区大通西2、ほくほく札幌ビル1階 )
公益法人「道銀文化財団」事務局
札幌市中央区大通西4丁目1番地 道銀ビル別館8階
TEL (011)233-1029 / FAX (011)221-0481
地下鉄大通駅出口9より徒歩1分
市電西4丁目停留所徒歩1分
事務局営業時間 平日9:00~17:00
(土・日・祝・銀行休業日は休み)
https://dogin-bunkazaidan.org/gallery.html
期間: 11月5日(火)~11日(月)
時間:10:00~18:00 最終日は15:00まで
場所:「らいらっく・ぎゃらりい」
(札幌市中央区大通西2、ほくほく札幌ビル1階 )
公益法人「道銀文化財団」事務局
札幌市中央区大通西4丁目1番地 道銀ビル別館8階
TEL (011)233-1029 / FAX (011)221-0481
地下鉄大通駅出口9より徒歩1分
市電西4丁目停留所徒歩1分
事務局営業時間 平日9:00~17:00
(土・日・祝・銀行休業日は休み)
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(2024.11.9)