森のアートとシマリスと動物たちと。～円山公園＆円山動物園～

「円山」の街の魅力を高める自然溢れる市民の憩いの場「円山公園」。天然記念物の原始林が広がり野生のリスたちに頻繁に出会えます。また「命をつなぎ 未来を想い 心を育む動物園」を基本理念とする「円山動物園」では動物の生態がわかる飼育で幅広く老若男女が楽しめます。 

今日は週末恒例の「円山公園」の散策と更に足を延ばして「円山動物園」に久しぶりに出かけてきました。「円山公園」ではしばらく姿を消していた森のアート作品に出会えました。シマリスも今日も元気でした。また「円山動物園」は年間パスポート保有者にも係わらずかなりご無沙汰していて久々にいつもの動物たちに挨拶してきました。園はお盆休みの日曜日でもあり大変多くの来園者で賑わっていました。そんな「円山公園」と「円山動物園」の散策の模様です。

本日の散策も「円山公園」の正門からスタートです。

「パークセンター」から「円山」方向への園道脇には《キバナコスモス》が咲いています。

《キバナコスモス》と奥に「三角ポプラ」。

道路を渡り「旧養樹園」の林へ。

周囲には秋の山野草《キンミズヒキ》がたくさん咲いていました。

《サラシナショウマ》。

《ヌスビトハギ》？

更に「八十八ヶ所口」方向へ歩いていくと暫く見かけなかった森のアートがありました。

釈迦像のようです。松ぼっくりで頭部のぶつぶつ「螺髪（らほつ）」を表現しています。作家さん、ありがとうございます。 

「八十八ヶ所口」。

「大師堂」の改修工事も終わっていました。

「弘法大師」像もここらなしか晴れやかです。

さらに「円山川」に沿ってシマリススポットへ向かいます。

3か所あるカツラの古木周辺のシマリススポットのうち真ん中の木の前で写真愛好家の方がカメラを構えています。シマリスがいるのでしょう。

近づいて見ると「シマリス」がいました。

しばらくすると移動し立ち上がって餌を食べ始めました。

木の間に顔を突っ込んで次の餌を探します。

少しずつ姿勢が低くなり・・。

しゃがんで食べるようになりました。お疲れです。

今日は「エゾリス」との巡りあわせがあまり良くなく出会いは少な目です。3番目のカツラの古木付近にいた「エゾリス」。

「円山川」脇のベンチ近くの「エゾリス」です。

自然歩道を歩いて「円山動物園」に到着。チケット売り場前には行列が出来ていました。久しぶりに見る光景です。

2022年8月1日に札幌市制100周年を迎えたロゴマークの看板が掲げられていました。

それではお馴染みの動物たちをめぐっていきます。我が家の人気もの「プレリードッグ」。今日は団子状態ではありません。

こちらも立ち上がって食事です。

口角のあがった笑顔の「ミーアキャット」。

「レッサーパンダ」。寒い中国四川省から来た「レッサーパンダ」は暑さが苦手のようで木の上でおやすみです。

屋内の「レッサーパンダ」も同様でした。

自然に近い環境を工夫したゾウ舎の「アジアゾウ」。

長い鼻を使って食事です。

《ホッキョクグマ館》の人気者「リラLILA」。今日も多くの写真愛好家が集結していました。

しばらくすると遊具とともに水槽にドボン。暑い日は快適でしょう。

黄色の遊具を使って熱心に水中で遊んでいました。

良いシーンを見ることができました。来園者も大喜びでした。

最後に1951年（昭和26年）「札幌市円山動物園」開園当時からの最古参種です。「エゾヒグマ」。“こんなのに出くわしたら大変だ！”と皆さん言っていました。同感です。

同じく最古参種「エゾシカ」。

そして「オオワシ」でした。

以上で本日の散策終了。木道を歩いて帰路につきました。

今日も充実の散策でした。シマリスやエゾリスに加え久しぶりに森のアートにも出会えました。アート作家さんには感謝とともに次回作も期待します。また「円山動物園」では屋内飼育場にこもり屋外で見かけないこともあるホッキョクグマの水中遊戯を見ることができました。ラッキーでした。今後は動物園にももう少し頻度を上げて訪問することにします。ありがとうございました。 

「円山公園」
札幌市中央区宮ヶ丘他　011‐621-0453（公園管理事務所）
https://maruyamapark.jp/

「札幌市円山動物園」
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話番号：011-621-1426
ファクス番号：011-621-1428
開園時間 夏期(3月1日～10月31日) 9時30分～16時30分
　　　　　冬期(11月1日～2月末日) 9時30分～16時
休園日 毎月 第2・第4水曜日, 12月29日～31日
入園料 年間パスポート（高校生以上）2,000円(購入日より1年間有効)
大人　800円　高校生（半額減免）400円
小人（中学生以下）無料
https://www.city.sapporo.jp/zoo/index.html

（２０２２．８．１４訪問）