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札幌・円山生活日記

札幌で花見2023~平岡公園〜

平岡公園は札幌市清田区にある面積66.4haの公園。札幌を緑地の帯で包み込む“環状グリーン ベルト構想”の拠点の一つで園の半分以上が樹林地で野鳥や昆虫も多数生息する自然豊かな公園です。西地区には面積6.5haの札幌でも最大級の梅林があり5月の開花期間には多くの花見客で賑わいます。

本日は「平岡公園」で観梅です。前々から公園のウェブサイトによる梅の開花情報と天候、それに他の予定をも勘案し訪問時期を思案していたのですが晴天で気温も高めの本日の訪問となりました。ちなみに公園公表の開花状況は「白梅【散り始め】、紅梅【満開】」でした。アクセスについてはバスの本数が相対的に多い地下鉄東西線「大谷地駅」バスターミナルから「中央バス」利用としました。公園のウェブサイトでは「平岡5条6丁目下車徒歩5分」と案内されているのですが、バス乗り場には「平岡公園梅林へ行かれる方で大66、大67利用のお客様は「平岡5‐3」で降車されると便利です」と出ています。さらに同じバスに乗り込んだ年配ご夫婦が聞いた中央バスの運転手さんは「平岡5‐4が近いかな・?」とのお応え。悩んでも仕方ないので例年通り住宅地の中の「平岡5条3丁目」で降車しました。


「平岡5条3丁目」下車し住宅の中の公園内を歩いて5分程で第一駐車場の入口に到着。10時前には第一駐車場は満車となり他の駐車場へ誘導されていました。

園内に入り駐車場脇を抜けると「梅の香橋」です。

【梅林】

「梅の香橋」から園内に入ると先に白梅が広がります。開花状況は「散り始め」ですがかなり散って花があまり残っていません。「今年は出遅れたか!」と少し心配になります。


奥へ歩いていくと紅梅も見えてきて綺麗な梅林が広がり一安心です。
満開の紅梅です。平岡公園の梅林は、敷地面積6.5ヘクタールの中に約1200本植栽されており、「豊後性」の紅梅種と白梅種が4:6の割合だそうです。
紅梅です。


梅園も奥の方へ行くと見頃の白梅も多く残っていました。
綺麗な白梅です。


高台に登ると梅林の全容を見渡すことができます。

この高低差のある広大な眺めは他にはない「平岡公園」の魅力です。
好天の下で多くの人達が梅観を楽しんでいました。



折角の機会ですので期間限定の「梅ソフト」をいただきます。臨時売店には人が並んでいますがそれ程多くない内に購入しました。

「梅ソフト」(税込み350円)。

隣の「梅林そば」店、「梅ドーナツ」や「うめ~シュー」等の物販店などもある臨時店舗エリア前のベンチは購入品を食べる人たちで人気でした。

【湿地・木道エリア】

続いて「湿地・木道エリア」です。

木道脇には《ミズバショウ》がたくさん咲いていました。
同じく《エゾノリュウキンカ》も群生しています。

《エゾノリュウキンカ》です。

坂を下って行くと湿ったくぼ地があります。

《オオバナノエンレイソウ?》の群生です。
《オオバナノエンレイソウ》と《ミヤマエンレイソウ》の違いは白い花弁がガク片よりはるかに大きいかどうかだそうです。    

同じくくぼ地に咲く《フッキソウ》。
《フッキソウ》。

散策路脇には《オオカメノキ》が多く咲いていました。


「花の広場」を抜け再び「梅林」に戻ってきました。最後にもう一度梅を鑑賞して本日の散策は終了です。最初に「梅の香橋」から園内に入った時にはどうなることかと心配になりましたが観梅を十分に楽しむことができました。ただ来年はもう少し早めの方が良いかも知れません。勉強になりました。ありがとうございます。なお【札幌で花見2023】の予定も八重桜がもう少しで満開となる南円山「さくら通り」を残すぐらいとなってきました。

「平岡公園」
管理事務所所在地(東地区)
札幌市清田区平岡公園1番地1号  011-881-7924
開放時間
(全地区)4月中旬~11月30日
(東地区)4月~10月 5:00~21:00
11月 6:00~21:00
(西地区)期間中 6:00~21:00
(2023.5.2訪問)

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